トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

漏水孔を潰す

2016-10-12 | 水辺環境の保全
 沈泥池の水位が下がっているのは知っていたが場所がわからなかった。初夏のころはオーバーフロー部の水位線を決めている角材の下部から漏水していたが、今回はその時より水位が低い。
 従来からあった漏水部付近が怪しいと見当をつけ草を分けたら拳が入るほどの大きな穴が見える。池に流入する水量が多ければ漏水音がするのだが、絞り水の流入時では音の発生は困難だ。
 この日の水見回りで発見したので、水見回りは大切であることを再認識した次第。これは優等生的な言い方で、本音は「こんな事があるから水見回りを止められずにいる」となるが、何はともあれ最優先事項で処理した。
 スコップで漏水孔を掘り下げ、硬い土塊を山肌から掘り取り足で踏み込み泥を被せておしまい。補修であるものの、要は「肛門にウンコの塊が詰まって便秘」とイメージ的にはこうなる。「固形でなく液体だろう?」と真実を求める他人にはこう言おう「尿管結石のイメージ」。まあ、どう言おうと吐乱夫のように品性下劣が露呈する。言わば漏水侯、なんちゃって…。ちなみに、小生まだお漏らしはしていません。
   水が無い ➡  漏水部 ➡  補修終了

ノシメトンボの産卵

2016-10-12 | 小父のお隣さん
 10月に入り目立ってきたノシメトンボと思われる産卵シーンだ。図鑑対照で選んでみると、オスの体色が赤いからコノシメトンボと思ってしまうのだが、産卵シーンを観察すると連結して空中産卵している。コノシメトンボは水面で打水産卵とあるから一致しない。翅先に黒褐色斑があるリスアカネも打水産卵とあるからノシメトンボと言って良いだろう。

 飛行中のトンボはケータイでは無理と思っていたのだが、スポーツモードでシャープさはないものの写せる事が分かってから時折は使ってみる。とは言っているもののオニヤンマなどの横切っていくような飛行では撮影は無理で、至近を行ったりきたりしている状況を狙って「どうにか…」のレベルなのだ。撮影したからどうって事のないシーンで、人様に見せる品質では無い事は間違いないけれど、小生的には特ダネに近い動体の撮影だ。

 写真のカップル、水面上で産卵飛行していず、草むらの上で産卵飛行していた。舗装路面が濡れている時に産卵している種も見るから意外とアバウトなのかも知れないが、思わず「そこ、乾燥するよ!」って言いたくなる。まあ、世の中、聞く耳を持たない生物は五万頭イルカ、でなく五万といるか…。