トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

小池でもピリリと腰に来る

2016-10-25 | 水辺環境の保全
 フイールドではジョウビタキの鳴き声を聞くが姿はまだ見ていない。24日、自宅庭先で今季初見となった。今朝早朝、暗いうちから鳴き声がする。まだ警戒心を解いていないように聞こえる。

 さて来シーズンに備えての手入れ、泥水池2の冬支度を終えた。小池ながら水面が見えないほど全面カバーされてしまった。水面はキシュウスズメノヒエがほとんどで、池の傍をミソハギが繁茂した。このため畦を通ろうにも足元が分からず、猪の掘り返しで不整地状態になってしまったから始末が悪い。
 少年期のわらべ歌に「おたまたんこたんこ、火の傍危ない…」と言う歌いだしの履物を片方出して遊ぶ遊びをよくしたものだが、続きの歌詞は想いだせなくなっている。現実は「池の傍危ない」状況で、足元に気を使う畦になってしまった。
 それはともかくキシュウスズメノヒエを掻き取りミソハギを抜き取り移動させ一件落着した。泥と植物体を掻き集め引き上げ集積する作業は、さながら牛舎の糞尿にまみれた敷き藁を曳き出す作業と一緒だった。

 少年時代とはいえ、当時はぎっくり腰などの不安を抱えていなかったから「片付ければ終了」の単純さで、一掘り一曳きごとに腰に気を使う今とは別格の気楽さだったように思う。
  水面見えず ➡  除草終わり ➡  終了

何をおかずに新米を食べよう…

2016-10-25 | 何よりの楽しみ
 郷里の兄から新米が送られてきた。何を隠そう、真正魚沼産コシヒカリ自家生産米である。食べてみれば分かるのだが市販の同ブランド米よりは掛け値なしに美味しい。少年時代の記憶であるけれど、米の美味しさは田圃ごとに異なり、まして当時は等級だけで食味なんて価格に反映しない時代だったから「あの田圃の米は美味しいから出荷せず自家米にする」という農家はあったと言う話は聞いている。
 それはともかく、届いた新米の初食いは、それなりに気を使う。今までだと魚沼産のフキノトウをフキ味噌に仕立てておき、それで新米を頂いた様な感じだったが、出来れば郷里の食材で食べたいのである。

 今回、締めにフキ味噌を合わせたが、今までより手数を掛けてみた。ご飯は丼物に決め、ダイコンの葉を刻んで炒め、生姜とカツオの佃煮と合わせた物を乗せた。副食は山芋の醤油漬け、庭の国光最後の一個、焼き銀杏、味噌汁は油揚げと庭のミツバ汁、とまあ、書き出せば豪華に思われるが、実際は写真の様に質素なのである。
 骨太のかの人の様に「メザシと味噌汁」とはいかないまでも、新米だから多少の手数と贅沢をしてみたが、まあ、人様に披露する程の内容でない事くらいはまだ判断できている。それを披露するのだから、いわゆる「まだら」か…。そういえば今期もシロマダラと出合ったなあ。
 そう、小生シロマダラには執着心があり、現在、胸に一案持っていてウヒヒなのである。
         ダイコン葉と佃煮を合わせる ➡   新米いただきます