立秋を過ぎる頃になると虻が姿を現してくる。フイールドの駐車場に車を止めれば下車しないうちからボデイやタイヤに群がるのだ。最初の頃は不思議だったものの温度を感知して群がるのだろうと理解している。
こんな時は身体に群がる事は少ないものの中には飛びついてくる個体もいるし、何よりも作業準備をしている周囲でうるさい事極まりない。
それで補虫網で何匹か捕獲するのが「作業始め」の今日この頃で、捕獲した虻の行方は「食物連鎖」に組み込まれる。郷里で農耕牛を利用していたころ、牛に集まり吸血する虻や血吸いハエをハエ叩きで軽く叩き落とし翅をむしり放るのが父のやり方だった。小生もその記憶があるためだろう、捕獲すると翅を外し放すのがお約束。
しかし今回は会友のYさんの真似をしてアリの巣孔近くに落としてみた。蟻の反応は早く「アリヨ!、アリヨ!」と思う間もなく巣穴に曳きこんでしまった。体格もアブが大きいし脚も使えるけれどアブは否力だった。「危ないやないけ!」とアブは言ったかどうか、やってみたところでアリから「ありがとう」と言われる訳もなし、気分が良くなるでも無し、放り投げて後は関知せずの姿勢が無難であった。
捕獲 ➡ 放下 ➡ 蟻の備蓄に、アデュー!
アリ穴にアブ曳かれ消ゆ夏の午後
アブ埋もれ備蓄となるか南無阿弥陀
吸血鬼アリの餌になる猛暑の日
こんな時は身体に群がる事は少ないものの中には飛びついてくる個体もいるし、何よりも作業準備をしている周囲でうるさい事極まりない。
それで補虫網で何匹か捕獲するのが「作業始め」の今日この頃で、捕獲した虻の行方は「食物連鎖」に組み込まれる。郷里で農耕牛を利用していたころ、牛に集まり吸血する虻や血吸いハエをハエ叩きで軽く叩き落とし翅をむしり放るのが父のやり方だった。小生もその記憶があるためだろう、捕獲すると翅を外し放すのがお約束。
しかし今回は会友のYさんの真似をしてアリの巣孔近くに落としてみた。蟻の反応は早く「アリヨ!、アリヨ!」と思う間もなく巣穴に曳きこんでしまった。体格もアブが大きいし脚も使えるけれどアブは否力だった。「危ないやないけ!」とアブは言ったかどうか、やってみたところでアリから「ありがとう」と言われる訳もなし、気分が良くなるでも無し、放り投げて後は関知せずの姿勢が無難であった。
捕獲 ➡ 放下 ➡ 蟻の備蓄に、アデュー!
アリ穴にアブ曳かれ消ゆ夏の午後
アブ埋もれ備蓄となるか南無阿弥陀
吸血鬼アリの餌になる猛暑の日