造林鎌の柄が取り付け部で折れてしまった。刃の部分は使用可能な状態でも柄は一度析損し再生した鎌である。その分、購入時より柄は短くなっていたが、再々補修となれば今回の析損で更に30㎝は短縮してしまう。
それでも使用できるサイズなのだが、柄の強度不足は明らかだから新品を補充しようかと思っていた。ところが不用品のパイプの中に鎌の柄が入りそうな内径の物があったのを思い出し当てて見たら丁度良いではないか。長さも程々なので再生する事にする。
折れた柄の木部を外し鎌の柄をパイプ内に入れ位置関係を確認。パイプに直接穴をあけ固定も可能だが、それでは刃先の安定を保てない。ここは面倒でも内径にぴったりした木製の中子を使う必要がある。ナイフや鉋で削り出すのも面倒だから、乾燥してあったリョウブを中子にしようと木工旋盤で中子を削り出した。
必要な寸法の中子を削り出し、鎌本体の柄を差し込むコミを鋸で加工した。鎌本体の柄には新品時の目釘穴と再生時の目釘穴4か所があって、新たな目釘を打ち込んでは穴だらけになるし、仮に穴が続いてしまうと緩みの元になる。
そこで既存の穴を利用したのだが、鎌と中子を固定する捨て目釘を用いなかったため、パイプに打ち込んだ事で位置がずれて余計な手間暇を要する羽目になった。手抜きした訳ではないものの、作業回数の多い加工では無いだけに「思い至らず」である。
パイプに中子を当てた鎌の柄を打ち込み、口金で中子を締め、目釘、今回は通しネジ止めとして再生は終了した。まあ、これで数年は十分使用に耐えるだろう。
➡ 中子➡ 挿げ替え➡
それでも使用できるサイズなのだが、柄の強度不足は明らかだから新品を補充しようかと思っていた。ところが不用品のパイプの中に鎌の柄が入りそうな内径の物があったのを思い出し当てて見たら丁度良いではないか。長さも程々なので再生する事にする。
折れた柄の木部を外し鎌の柄をパイプ内に入れ位置関係を確認。パイプに直接穴をあけ固定も可能だが、それでは刃先の安定を保てない。ここは面倒でも内径にぴったりした木製の中子を使う必要がある。ナイフや鉋で削り出すのも面倒だから、乾燥してあったリョウブを中子にしようと木工旋盤で中子を削り出した。
必要な寸法の中子を削り出し、鎌本体の柄を差し込むコミを鋸で加工した。鎌本体の柄には新品時の目釘穴と再生時の目釘穴4か所があって、新たな目釘を打ち込んでは穴だらけになるし、仮に穴が続いてしまうと緩みの元になる。
そこで既存の穴を利用したのだが、鎌と中子を固定する捨て目釘を用いなかったため、パイプに打ち込んだ事で位置がずれて余計な手間暇を要する羽目になった。手抜きした訳ではないものの、作業回数の多い加工では無いだけに「思い至らず」である。
パイプに中子を当てた鎌の柄を打ち込み、口金で中子を締め、目釘、今回は通しネジ止めとして再生は終了した。まあ、これで数年は十分使用に耐えるだろう。
➡ 中子➡ 挿げ替え➡