トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*学校ハラスメント 1

2018-09-15 | 小人閑居して憮然
              思春期や我に群がる電気虫

              伝えても求めても闇生は虚無

              学び舎は行く価値も無き針の山

              父母知らぬ師は素知らぬやこの仕打ち

              バーチャルをリアルゲームへ上げゲーム

              校内もネットの中も針千本

              サナギより蝶となるべく跳ぶ手すり

              耐え続け自助ほか無きの青リンゴ

こけら版「とりこし苦労」12 (バリケン)

2018-09-15 | 旅行記
 裏山の湖沼へトンボを見に日参していたのだが、その折に変わった水鳥を見つけた。羽繕いに忙しく小生の接近など気にも留めない丸々した七面鳥体形の巨体だ。「とっても珍しい種に違いない」と撮影した画像を居候先に見せたら「庭のナメクジ対策で導入した外来の家禽で野生化した鳥」が回答でガックリする返事であった。

 至る所「ナメクジ対策」が必要とするほど大型のナメクジが溢れているので「食べてくれるだろう」の思惑で導入したものと思われるが、普及しなかったとの現実がある事を考え合わせると、マングース導入の結果を知るまでもなく「どこの国でも猿知恵で拙速」なんて事は多いのだと理解できた。
 まあ、別件であるけれど国や自治体あげて「障害者雇用を水増し」なんてニュースが届くと、監査や通知、指示指導に追いまくられ泣かされた、お上の身勝手振りと言い訳の情けなさには苦笑も出ない。

 「ハイハイご無理ごもっとも…」とハリツキバッタで過ごした現役時代、少しでもバリバリ喧嘩しとけば良かったかと思いつつ「もう遅い…」も確かだし、道理を言っても仕返しされる御威光には小心者の小生としては逆らえないのであった。
 わが国にもバリケンは有名だったと思ったものの、まだらボケが戻った時、それは「ビリケンさん」と混同していたと理解する。バリケンにしろビリケンにしろケンを出さないおおらかさがいい。