トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

北の段、刈り払い 2

2018-09-13 | 今日は真面目に
 この日の最高気温36,3℃、記録は昼前後に出たから、この温度帯で作業はしていなかったものの自宅で休んでいる時の窓から入る外気の生暖かいこと、南風の生暖かさとは異なり「高温状態」が容易に理解できる風であった。

 刈り払いは前日に残った部分を始末し、更に山懐へと刈り進む。数は少ないけれどクヌギの若木があるから、まだまだ刈り払いは続ける必要がある。少し気を緩めると若木全体が埋もれてしまいかねない。これはそのまま立ち枯れにつながる。

 前日刈り払った部分と残った部分は高性種の草本につる草が絡まる厄介さがあったが、植樹した管理区域と山懐の手つかずの境界線区域の作業は別の厄介で緊張する。今季は一度、若木の周りを坪刈りしておいたから高性種の伸長はそれほどでもなく、代わりにつる草が若木を覆ってしまった。
 「別の厄介」はつる草ではなくシーズンに入った「オオスズメバチとの遭遇」で、時折は周囲を警戒しつつ作業を進めねばならない。

 ともかくも刈り出しを終え、刈り払い範囲を拡張しておこうと思った頃に燃料が尽きた。作業開始前から「燃料補給」してまでの作業はしないつもりでの早出早帰りなので、これを機に撤収したが、残りは段両側の崖地の刈り払いがある。
 崖地の藪は崖の足場の悪さだけでなくオオスズメバチが好んで営巣する環境でもあって、蜂の飛行はそれとなく観察していたが巣の存在の確証はない。
 巣の出入りに垂直方向で飛翔する事は少なく、おおむね浅い角度で出入りするから高い位置からでは視認しにくい。

              ➡    終了、逆方向から撮影