トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

変節・変心、浮世の倣い・・・

2020-02-01 | 小人閑居して憮然
 木工旋盤の調子が悪い。外周を削ると直径で2mm程度の差が出来てしまうのだ。イベント用の車輪を削り出した頃から少しづつ目立って、出来上がり40Φで2mmの差は見た目で「偏心している・楕円だ!」と判るほどだ。この部品を車輪に使用すれば接地しない部分も出て、まことに具合が悪いし小生の爺我自賛を痛く傷つける事になる。

 当初は「保持部品の不具合か?」とスクロールチャックの清掃と再装着、それも効果が無くドリルチャックに交換しても治らず主軸回転軸に一番近い主軸三つ爪で保持してみたが結果は同じだった。メーカーのサービスセンターに電話しても回答は歯切れが悪く、結果として「購入店に持ち込んでください」であった。メーカー・サービスセンターなら「話が早い」とおもったものの電話代の大損だ。購入したホームセンターに委ねて見積もり中となったのだ。

 部材・部品は消耗品なので破損や劣化は承知していても主軸が偏心してしまう事態にはあきれるだけである。購入したのは一昨年だし、メーカーや販売店の保証書が付いてきたかどうか定かではないし、保証書があったとしても概ね「1年間」程度が世の倣いだろうから「実費負担」を覚悟しなければならなくなった。
 主軸を支えるベアリングや主軸そのものまで交換となると一万円程度で済まなそうだし、そうなると新たに購入した方が安く済む場合もありそうだ。

 数年以上も前の事だが、チェーンソー駆動部のカバーが割れてしまった事があった。見積もりは「外装全て一新する事になるので2万円ほど必要」だった。これでは新品が買えてしまう。結局、この機は廃棄してしまったのだが、昨今は修理すると新品販売価より高くなるのが当たり前の様で「道具を大事に使う」時代ではなくなった。民草さえ大事にされない昨今では当たり前田のクラッカーか・・・。

        円柱装着でこの有様       削ると2mmの差が出る