
水見回りの定番でお約束の吐水口の流量を確認に行った。「あんれまぁ!」である。水量が前日より格段に落ちていた。降雨があったわけでも無いし原因が不明なものの流量復活は最優先事項である。1日たりと言えど干上がりは避けたい時期であるし「絶対禁物」の緊急事態でもある。
正午近くだしこのまま強制送水するには昼抜きの2時間作業になる。幸いなことにチョロ水が出ているから「干上がり」は1両日は無いだろうと翌日作業にした。翌日に道具一式をフイールドに取りに来るのは農道で鉢合わせ立ち往生になりかねないのでポンプ資材は積載しての帰宅だ。明日はいの一番に隣り沢に向かい復旧作業になる。
作業中のトラブルや事故は油断しなくても青天の霹靂みたいな事態が生ずることもあるが断水もそれに似ている。昨日までは順調に吐水していたのだ。
昨秋10月22日以来の強制送水となるが、ほぼ4カ月近く持ったことになる。1月の終わりには「保全排砂」を行いたかったものの水が出ているとついつい甘えてしまう。油断大敵で今回は水難の相・・・。まあ、言わばお約束のカエルの下男トンボの僕の業務である。