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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

春は名のみの水の冷たさ!

2020-03-05 | 水辺環境の保全
 トンボ池に水草が大繁殖している。導入したはずもなくS先生曰く「水鳥が運んだものでしょう」との事だったのだが、小生には迷惑この上も無い。これからヒキガエルの産卵を控え、水温を上げ日射の届く水底にしておきたいのに水面を覆ってしまった。今春はニホンアカガエルの産卵もあったのに、孵化した今日この頃ではゼラチン質ばかりになってしまった卵塊の残骸さえも隠されてしまったのだ。

 せめて毎年産卵している一角だけでもと除草に入ったのだったが、水に濡れるのを避けた鍬や貝掘り熊手などでは思うように除草できず、やはり「手取り」が有効なのはいつも通りだ。この日の最高気温は9℃台で曇りの空模様だったからこそ三本鍬などを用いたけれど、結局は手取りになって冷たい池の水に晒されてギブアップ。それでも産卵区域は作ったつもりになったのだった。
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 多少、帰る時間には早いので第二トンボ池の水際を浚った。猪が崩して池の中まで土を落されている。これを引き上げ護岸丸太まで水面を戻した。腐植質が多い浚渫土なのでまたまた掘り返され池に落とされるのは非希望的観測だ。早く来い来い豚コレラ・・・。
                  

 池の中で目立った藻の一種だと思う植物。一本一本がブラシのようになってロゼッタ状に展開していた。当然名前は知らないし初めて見る植物だし、この植物も水鳥由縁なのだろうと思ったが、なんとなく「美しい」感のある水中花だった。一方の大繁殖した植物は嫌いっ!。