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ところが「開けてびっくり玉手箱」ならぬアカハライモリてんこ盛りでは用が無い。しかしその中に一匹いたのはアブラハヤだった。このアブラハヤ、母川となる里の渓流から釣り上げて放流した個体に違いないけれど、生存確認したかった魚は「クチボソ」なのだ。アブラハヤの生息環境として上の池が不適なのは承知でもカワセミの餌が欲しくて「とりあえず放流した」のがアブラハヤである。
できればクチボソを確認したかったものの上の池に10匹程度の放流では確認は難しいだろうとは感じている。その上の池、どうしたことかアオミドロが大繁殖してしまった、池全面に広がり水底すら見えなくなっている。原因が分からないので対処の仕様も無いけれど、沢水の流入だけで富栄養化が進んでしまったのだろうか。沢水自体に養分が無くても長年にわたり池に落ちた枯葉で富栄養化を発生した事は十分考えられる。
泥浚いや「かいぼり」の大切さを判らない訳ではないものの、高齢の0.3馬力では如何ともしがたい。思案投げ首、後ろの正面だーれだ!。