トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

流下魚の回収

2020-03-17 | 小父のお隣さん
 庭の池、タナゴが姿を現し始めたし、ヒキガエルも産卵したから出水とともにフイールドの上の池から流下した魚の回収を試みる。水域三カ所の落ち込み部に仕掛けた糠瓶で試みたのだが下流からの二カ所は生物一匹たりとも入っておらず空振り。最後の望みの三番目は手ごたえがあった。
 ところが「開けてびっくり玉手箱」ならぬアカハライモリてんこ盛りでは用が無い。しかしその中に一匹いたのはアブラハヤだった。このアブラハヤ、母川となる里の渓流から釣り上げて放流した個体に違いないけれど、生存確認したかった魚は「クチボソ」なのだ。アブラハヤの生息環境として上の池が不適なのは承知でもカワセミの餌が欲しくて「とりあえず放流した」のがアブラハヤである。

 できればクチボソを確認したかったものの上の池に10匹程度の放流では確認は難しいだろうとは感じている。その上の池、どうしたことかアオミドロが大繁殖してしまった、池全面に広がり水底すら見えなくなっている。原因が分からないので対処の仕様も無いけれど、沢水の流入だけで富栄養化が進んでしまったのだろうか。沢水自体に養分が無くても長年にわたり池に落ちた枯葉で富栄養化を発生した事は十分考えられる。

 泥浚いや「かいぼり」の大切さを判らない訳ではないものの、高齢の0.3馬力では如何ともしがたい。思案投げ首、後ろの正面だーれだ!。

            

**深川夜桜「流行り世につれ与太につれ」

2020-03-17 | 合混で闘作すれば
コントロールが可能と言って
             パンデミックのダッチロール ハアコリャコリャ  ドナルド菌

右を向いたり左を見たり      
             ひよって預けた五輪かな ハアコリャコリャ    鶴田浩二  

五輪やりたや流行りの最中
             優先順位の知恵も無く ハアコリャコリャ     旗振りバイト某 

能弁立てても具体は無くて 
             いつもいつでもアドバルーン ハアコリャコリャ  老舗甚六

パンデミックの大躍進に
             競う五輪のお約束 ハアコリャコリャ       終美一国モン

国境閉鎖外出禁止
             それでもやるやる寿司喰いねぇ ハアコリャコリャ  森の石松

後発国ほど手当てが早い  
             先発国ほど日和過ぎ ハアコリャコリャ      やり手婆あ

総じていえば大本営の
             踏襲模倣の危機レベル ハアコリャコリャ     復員ご隠居

クラスターより不出来が怖い
             破れかぶれの傪遊子 ハアコリャコリャ      潜入工作員A

春流行の鼻の炎より
             巡る旅人肺に影 ハアコリャコリャ        荒威迫咳

五大陸息ひそめたりコロナ染
             たった三月で世界制覇よ            クルーズ船々長

コロリよりコロナ恐ろし現世は
             移し移した闇夜のカラス            赤ひげ

決められない止められない
             ジリ貧のコロナ五輪か             八卦見