トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

アカボシゴマダラの越冬幼虫

2020-03-15 | 小父のお隣さん
 越冬幼虫は初見である。教えてもらわなければ見落としてしまう保護色ぶりだ。これに刺激され近くのエノキを調べて回ったものの発見する事は無かった。一カ所だけ蛹の外郭だけ千切れて在ったが、これは昨シーズンの物だ。

 13日にヒオドシチョウが出たと知らせをもらったものの小生はまだ出会えない。ルリタテハ、キタテハなどタテハチョウ科は四種が出現したのだが、視認した一種の名前が出てこないが、それよりも早春にしか出現しないツマキチョウとの出会いが目下の関心事。
 在来種のタンポポ原っぱが出現したから胸は膨らむ、懐は萎む。

泥水池4の拡幅

2020-03-15 | 水辺環境の保全
 泥水池4は水域の最終段なので途中で水が失われると干上がる傾向にあった。それでも深さを保つように整備してからは水の流入が途絶えても数日は水切れせずに済むようになってきた。この池は「涸れてもいい」と思いつつ維持管理しているけれど、ここにもトンボは産卵する。ヒキガエルやニホンアカガエルの産卵は無いけれどツチガエルの浮遊卵は気づく事もあるから水域全体の干上がりならともかく、この池だけ干上がる事態は避けたい思いも出てきた。そこで数年来温めていた拡幅作業を実施したのだった。

 古材の梁を仕切りに使い水位を保てるように両側と基部を固めてから拡幅を実施した。新しく設えた堰を更に前進させる余裕はあるものの漏水が度々発生している範囲にまで広げるにはリスクが高まる。安全を考えて妥協した結果は一坪足らずでも水面面積の拡大率から言えば有効値と言えるだろう。オーバーフローの水位も10cmほど上げたので干上がりまでの時間稼ぎも安心になった。

 片側、護岸を確実に設えなければならない部分は掘り取っただけの状態で護岸丸太を据えようにも材が無い。他の水域にも護岸材が必要だから早い段階で伐採し調達が必要だ。まあ、それまでは未完成・・・。

     ➡  ➡         落ち口は手斧で加工