トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

棚田部「猪走り」の解消 2 水抜きパイプと新たなエコトーンの用材調達

2020-03-31 | 水辺環境の保全
 朝一番に隣り沢まで歩き廃品の50φの塩ビ管を調達し漏水の溢れる孔に差し込み護岸丸太の下部まで漏水を誘導する設えを先に済ました。これをしておかないと設える堤が再び泥濘化してしまう。この水抜きパイプの上部まで土を盛り固定、この用土を掘り取る作業で新たなエコトーンの接続部まで来た。
     

 これから先で掘り上げる用土はエコトーンとなる部分の埋め立て用土に使う予定なので区域を決める護岸木を固定しないと先に進めない。先に切りだして運んだ丸太は長さが足らず新たに調達するために林内に入った。風倒木で風化が進んだ一本とまだ腐食までは至らない一本を当てにして長さを計ると、どちらも4.5mとれる。5mは欲しかったものの曳きだせないから4.5mで妥協した。

 今回は牽引器無しなのでアイロープを掛け小生が曳き馬代わりである。何とか曳き終えて水田内に浮かべた。まだ短辺となる先端部の1m材が無いから、次回は調達してかすがいでコの字に組み付けて固定する段取りになる。

        息も絶え絶え ふらつく腰で 顔を上げれば ヤマザクラ ハア 懲りャ懲りャ