トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヒキガエル負けるなお爺ここにあり

2020-03-19 | 小父のお隣さん
 トンボ池の沈泥路に1mほどのヒキガエルの卵があった。昨夜の産卵に違いないのだが量が少ない。棚田部にも同じ程度の卵があって「曳き」の語源になった様子が見て取れる。
 二カ所とも初めての産卵だったのかもしれないが、ここトンボ池も上の池でも水を引きいれる塩ビ管内や周囲の水際にはオスが残っている。例年このような事は無くて、一斉産卵して消えてしまうのが常だったのにどうした訳なのだろう。
     

 まあ、そのおかげでヒキガエルの鳴き声を数日間聞いている事が出来る。音質的には快適な音ではないけれどくぐもった音でも雑音には聞こえない。いわば癒しの低音とでも言うべきか。
 塩ビ管内にいるヒキガエルを、一旦水を塞き止め流入させ管内から払い出して撮影してみた。こうでもしなければヒキガエルを撮影するのも機会が無い。当然、オスばかりでメスは居なかった。待つ身の「長ーい時間」はよーくわかる。