
カエルが産卵期だしオタマジャクシもいるから干上げる訳には行かず、取水升の浚渫で済むかと出かけたのだったが、フイルターを埋めた砂礫を排除し升内に手を入れても砂泥の堆積は安全圏だったので増水時の濁りで混入した砂泥が詰まったのが判りポンプに頼るしかなく出直しとなった。


家でそこそこに昼餉を口にし一息もつかずポンプ一式を車載して水源地に向かった。沢を上る途中、送水管の下り最下部の排砂バルブを開けたが水は出てこない。開けっ放しのまま水源地から強制送水をする。当初から行っていた全行程にポンプ送水をかけると土砂沈殿の多い前半部の土砂を緩くのぼる後半部で押し上げつつ吐水排砂せねばならないのは効率が悪い。最初に前半部の排砂を行うと後半部の排砂が速やかなのが分かったからだ。

作業を終えフイールドの吐水口まで戻り吐水を確認、吐水量を計りたかったけれどバケツが無いから後回しにした。現実は当日より一昼夜後の方が正確な吐水量が計れるのだ。翌日、吐水量測定で25ℓ/分と回復したのを確認、やれやれである。