トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

青天の霹靂、おもわぬ断水!

2020-03-14 | 小人閑居して憮然
 2月の20日に大仕事で断水復旧作業を行ったばかりだと言うのに3週間でまたもや断水になった。原因は10日の降雨での出水なのだが降雨量はチェックするまでも無いような降りだったから知らない。
 カエルが産卵期だしオタマジャクシもいるから干上げる訳には行かず、取水升の浚渫で済むかと出かけたのだったが、フイルターを埋めた砂礫を排除し升内に手を入れても砂泥の堆積は安全圏だったので増水時の濁りで混入した砂泥が詰まったのが判りポンプに頼るしかなく出直しとなった。
              埋没  ➡   清掃終了

 家でそこそこに昼餉を口にし一息もつかずポンプ一式を車載して水源地に向かった。沢を上る途中、送水管の下り最下部の排砂バルブを開けたが水は出てこない。開けっ放しのまま水源地から強制送水をする。当初から行っていた全行程にポンプ送水をかけると土砂沈殿の多い前半部の土砂を緩くのぼる後半部で押し上げつつ吐水排砂せねばならないのは効率が悪い。最初に前半部の排砂を行うと後半部の排砂が速やかなのが分かったからだ。
 いつもは通しで40分は送水するけれど下降部半分なので10分で済ました。エンジンポンプを止めてバルブを見に行くと通水していた。バルブを元通りにしてから再び取水升から強制送水する事20分、送水管後半部は緩やかな登り勾配なので砂礫より泥砂が多くなるはずだ。砂礫の沈殿が多くなる前半部を通水清掃したことで全体の作業時間が短縮されたのは事実である。それでも実質70分程度の作業になった。

 作業を終えフイールドの吐水口まで戻り吐水を確認、吐水量を計りたかったけれどバケツが無いから後回しにした。現実は当日より一昼夜後の方が正確な吐水量が計れるのだ。翌日、吐水量測定で25ℓ/分と回復したのを確認、やれやれである。

春の池の水全部抜く

2020-03-14 | 小父のお隣さん
 そろそろタナゴの産卵準備もしなくてはならず、それに先立ってタナゴや二枚貝などの生存と個体確認をしなけらばならない。とは思っても気温が上がらず水遊びには手出しが億劫な小生なのだ。それでも9日には気温が20℃を超える予報だったから意を決して池の水を抜いた。抜くのは簡単でも掬い上げて種別ごとにまとめるのも狭い池に入ってするのは窮屈だった。水を抜くのに先立ってホームセンターで「塩素抜き剤」を調達したりしたので結局は昼飯を食べてからの作業になった。

 二枚貝はドブ貝とマツカサ貝が16枚、マシジミは数える価値も無い範疇に入れた。勝手に育って繁殖しておればよい。ドジョウは29匹でホトケドジョウはマイナス2匹で1匹しか見つからなかった。「ホトケドジョウに貝の幼生が寄生する」と言う記事の記憶があるし、貝の繁殖のためにヨシノボリも3匹を入れているけれどホトケドジョウも機会があれば複数欲しいところである。
 池のタナゴ、購入時の成魚は既に5年目に入って今春は失う個体が出てきた。病変は見られないし寿命は4年程度と言われているから仕方が無い面もあろう。店頭で買い足しするのも生産地域が不明なので躊躇するが購入時の種別が記憶にない。郷里でガサガサを行って捕獲したタナゴに似ているのを選んだのだが地域的には数種類存在し一種は「絶滅した」とある。
 タナゴは「タナゴ」だったしドジョウは「ドジョウ」で「〇〇タナゴ」なんて言う環境は無かったのだ。店頭には数種類並んでいるものの導入すれば交雑の心配があるし、現在20匹になってしまった群れのまま飼育するしかないのだろう。

 池のような狭い水域やグループ1種と言う自然環境で、どうして近親交配の弊害が出ないのか小生の目下の疑問だ。タナゴに限らず生物界のこの疑問は解明されているのだろうか・・・。

              マシジミは勝手に増殖中        ヤゴもいた