トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

賑やかになった一日

2020-03-12 | 感じるままの回り道
 野暮用でフイールドには出かけるつもりも無かったのだったが代表から留守電が入っていて結局は出かけたのだった。途中の畑地で白蝶の飛翔を目にした。恐らくスジグロシロチョウだと思ったが他の場所でも数頭見つけた。またタテハ類と思われる1頭と三角形に見える蛾だかチョウだか不明なのが一頭と、「チョウ類も出てきたか・・・」の思いがよぎる。まあ、チョウ類の初見日だ。

 ヒキガエルの産卵は無かったがタゴガエルが鳴いたしアマガエルも鳴き交わしが聞かれた。シュレーゲルアオガエルはすでに「うるさい」領域に入った。せっかく出向いた来たからと何時もの水見回りでびっくり仰天だった。送水が止まっている。昨日は順調だったのに不幸は何時も突然やってくるみたい。天気が良くても「悲しみよこんにちわ」になってしまった。一晩くらいなら大丈夫と思ったけれどスコップと笊を持って取水地に行った。
 案の定、取水升のフイルターは土砂で埋もれていた。排除して升の中に手を入れたが吸水管口まで土砂は溜まっていないが吸い込みが無い。この状態では用をなさず撤退。

 下る途中にヤマルリソウが開花し始めている群落に目が留まった。これで少し元気が出て、帰宅し昼食をとってすぐに断水復旧の作業をする気分になる。忙しい一日だった。

                     

※ タテハ類はルリタテハだった。いつも一番に見られたヒョウモン状のタテハが現れないが「ヒオドシチョウ」が出現したとSさんからメールが来ていた。
 

2月定例会

2020-03-12 | 月例会
2020/02/15(土)9:30~13:00

会員 6名
活動 シイタケ菌打ち及び巣箱設置(小生のみ)

 前回の菌打ちで菌駒が余ってしまい、その結果さらにクヌギを伐採し榾木を作って菌打ちとなった。朝方まで雨だったからフイールドの作業には不適だったから丁度良かったけれど、小生は梯子をかけて巣箱の取り付けをしたから梯子を立てる位置も濡れて柔らかく、幹も濡れて滑りやすく肝が縮んだ。
 巣箱を設置した後は菌打ちに入る余地もなく、フキノトウの出る斜面を刈り払った。昨季収穫後は一回も刈り払いしていなかった結果、藪になっている。これでは良いフキノトウは望むべくもない。既に気の早いのは開いていた。

   巣箱取り付け         ➡      

早く芽を出せ、謎の種

2020-03-12 | 何よりの楽しみ
 暮れから春先にかけて時折見かける冠毛付きの種子、平たいのは「ガガイモ科」だろうと見当がついて「キジョランかも・・・」と拾って播種してみる。昨年に拾って播種したのはキジョランとは似ても似つかぬ掌形だった。泥水地の一角に3本を定植してあるが今期は蔓を伸ばしてくれるだろうか。S先生に判定をお願いしたら「〇〇〇」と言ってくれたけれどメモしなかったばかりに短期記憶は消えてしまった。小生の日常ではメモ帳のような知的グッズは必要ないのであって体力・手立て勝負が肝要なのだし、それに尽きる。

 さて、今回の種子の中に平たい「キジョランか!」と思わせる種子があり、そのほかに冠毛はそっくりでも種子自体は棒状の正体不明の種子があった。これは車載したままにしS先生と逢った折に訊ねたら「テイカカズラ」とのことだ。テイカカズラは周囲にありふれた植物だけれど花は見ても種子までは知らなかった。とりあえず二種の種を豆腐の容器にキッチンペーパーを敷き湿らせて吸水させる事にした。これだと「発芽率が高くなる」とS先生に教わったやり方である。

 テイカカズラは育成するつもりはないものの、キジョランかどうか判明しない種子は「ガガイモ科」だろうから育成に値すると思って育てよう。キジョランならラッキーである。姥捨て山、三途の河原彷徨の身では「ラッキー」なんてそうは無いのであるわい。

              羽毛付きの二種          水耕播種?