トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

オニヤンマの水路を付け替え

2022-10-09 | 水辺環境の保全
 フイールド水域の整備を始めた当初、氾濫しながら流路の定まっていなかった棚田跡の細流にオニヤンマがパトロールしているのを度々見かけたから崖側に浅く幅広の水路として設えオニヤンマの産卵を狙ったのだがオニヤンマの産卵自体は場所はランダムで「こんなところで⁉」と言いたいのが度々だ。だから今は「オニヤンマの水路」とも言わずに経過しているが、この水路の左岸法面が台風15号の降水量に負けてずり落ちて水路を潰してしまった。

 台風一過後の9月25日、どこも酷い惨状ではあるがこの場所、水路が無くなった結果、昔のようにヤナギの林に溢れていたのだ。その日は急遽、応急処置としてせり出た土砂の先端部の土を穿ち水の散逸を防いだ。

 翌日道具を一輪車に載せて復旧作業に入ったのだが元の水路を掘り出す手間より新たに付け直した方が合理的なので、埋もれかけていた左岸の護岸丸太を掘り取り新たな水路を付け加え護岸木を杭止めして完成した。
 本来なら断水復旧こそ急がねばならない項目なのだけれどあまりにも作業量が膨大で、とりあえず水域のネットワークだけを復旧させておく。水系の途中で水が散逸するようでは下流の湛水が危うくなる。まあ、どちらにしても毎分20ℓ程度でも送水が止まっている現状は赤信号の点滅状態で、断水復旧は1週間以内に達成したいのだが、やってみなけりゃ分からない・・・。ただこの記事をアップした9日時点では通水出来ていて、ここが復旧作業第一号地点であるけれど崖の下の復旧作業の影に埋もれてしまったのだ。それほど崖の下の復旧は苦労したのだった。


*十三夜

2022-10-09 | 感じるままの回り道
              カネタタキ木星添えの十三夜

              障子開け十三夜浴ぶ不眠どき

              夜に合わぬ深夜放送十三夜

              雪隠やぼうとただ立つ窓の月

              音もそぞろ時に見上ぐか十三夜

              まくら胸覚めて句考の十三夜

              むら雲を灯し消えたる十三夜

              垣間見て眠れぬ夜なり十三夜

              江戸川や月は満ちゆく女児哀れ

              むら雲も消えてくさめの十三夜

              月を浴び瞑るまぶたに月の圧

              月々も憑きものづくし月見草