トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日の素労風努「コバノガマズミ酵母で小パン」

2022-10-10 | 何よりの楽しみ
 元種が完成したから早速パンにしてみた。比較検討するならフォカッチャなり食パンなりに同一種で焼く方が正しい方法ではあるけれど元より度々起こすパン種酵母でも無く、高齢者の気まぐれ・暇つぶし・ドンファン気質のなせる行為でもあるから「色々あっても人間だもの」でよろしいのである。歳をとっても浮気性は治らん!。と言うより短期記憶が損なわれているから取り留めも無いのである。

 いつもの事ながら参考にするようなレシピも取り留めも無く雑多で意中の❤は無かったから、いつもと同じ勝手配分で強制レシピになった。
          
             元種分     強力粉  150g
                     発酵液  150g  (3回に分け元種発酵)
             元種溶解分   発酵液   適量   (使い切り、余りは庭土に散布)
             
            強力粉           100g (生地調整で大匙3を更に追加)
            キビ糖            15g
             塩              3g
            バター            20g
            牛乳             60g

 材料を全て合して生地作り終了し一次発酵は6時間とする。
 元種作りの折り、3回の発酵が2倍づつにはならず発酵力の弱さを懸念したが心配した通りの事態になった。

 一次発酵室温で6時間後でも膨らみは殆ど感じられない。気温が20度前半では発酵には低すぎる。

 成型後の二次発酵室温2時間後も膨らみは変化なし。4個に分割し丸めてテーブルタイム1時間後に予熱200℃12分で焼く。焼き目がやや薄くて火が通ったか心配だったものの加熱中に膨満し粗熱を取ってから半分に切り分けて断面を見れば十分な膨張はあったと言える。
 肝心の風味だがフジバカマ酵母によるパンの様な臭みも無くて黙っていればドライイーストで通りそうだ。食感はやはりモチモチしており「フォカッチャ」の方が良かったかも知れない。とは言え爺我自賛の加工なのであるから客観性には欠けよう。
 試食は素パンだったが夕食と朝食はサンドにしてホームマックもどき・・・。砂糖、バター、粉乳を増加させれば更に美味しくなるのは分かっていても枯れていくだけの高齢者に高カロリーは不要だ。言わば「唯一無二の酵母で作る」事に意義を見出しているから試してみれば「はい、さようなら」アデユーであるものの小生にしてみれば人類初、並ぶ者はいない火星到達に匹敵する。ハア、妄想だけの侘しい老後・・・。