トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日の素労風努「魚沼産アケビで酵母培養」

2022-10-20 | 何よりの楽しみ
 次兄から秋の定期便「アケビ」が届いた。この春「もう歳だから山菜を送るのは最後だ」と言われていたから期待は無かったのだが何時もより小ぶりなものの数はある。そこで想いついた「魚沼産のアケビは恐らく今回が最後。ならば越後一会の酵母培養でフォカッチャを食べよう」てなもんや三度笠、と相なったのだ。

 アケビの口を開けスプーンで種と果肉を掬い口に入れる。外皮はそのまま砂糖液の瓶に落とす。押し込んで液に浸かる量を詰めて終わり。後は一週間の常温発待つだけだ。
 テーブルの上で毎日一回撹拌して待つ。気温が20℃前後の日が続くようになって増殖には不向きな温度なのだが使いたいヨーグルトメーカーには「阿波晩茶」が仕込み中でこちらを外す訳にはいかず外気温に左右される手太楽となったものの発酵自体は上手くいっている様に見える。後は元種を起してフォカッチャを焼いてみるだけである。次の天候不順日まで冷蔵庫に鎮座させる。

         仕込み ➡  7日間の培養終わり

今日のトンボ「ネキトンボの連結産卵」

2022-10-20 | 小父のお隣さん
 10月も後半に入った。トンボの種もグンと減ってトンボ池でしばし佇みながら観察していてもマユタテアカネ、リスアカネ、オオアオイトトンボ、ネキトンボが常駐種になった。大型のトンボはオニヤンマが稀に飛来しマユタテアカネに追い立てられる。タカネトンボと思われる個体は薄暗い沢筋に影だけ認められるが種としての確認は無理である。
 ネキトンボのあぶれオスも当然飛翔して連結飛行体にアタックを掛けるけれど連結を崩すほどの執拗さは無くて軽い感じである。この連結体、長い時間をかけて池の全域の藻の上に打水産卵していた。来季のこの種の増加が期待できよう。

 こう言う姿や行動を見ていると「湛水命」を思い知らされる。そうであるからこそ水見回りも最優先なのだけれど記銘力も弱くなり斑惚けが現在進行形の我が身では忘れないためには両手甲に「湛水命」とタトウを入れなばならなくなった。しかし問題がある。それがなんだか分からなくなる可能性大なのだ。まあ。すべては水の流れの如くか、孔子様も感慨し美空ひばりも謳っているし・・・。然るに小生、水辺に立っても「何で立っているのだろう?」と思い出せない。そのうち「ここはどこ?おいらは誰?」となるのであろうか…ああ天上天下唯我独惚。