トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「リスアカネが撮れるのは珍しい」

2022-10-12 | 小父のお隣さん
 10月中旬ともなれば、気温も20℃以下の日が続いた事も相まってトンボの種類は一気に減った。初旬に鳴いていたツクツクボウシは既に音沙汰もなく、この日に確認できたトンボはリスアカネ、マユタテアカネ、オオアオイトトンボ、ネキトンボの4種だけでシオカラトンボやオオシオカラトンボは視認できなかった。

    

 リスアカネは中秋位から目につく種になるのだがこのトンボだけの観察だとマユタテアカネと判断がつかない。顔面を撮影して眉状斑があるかないかでようやく「だろう⁉」程度の認識力なのである。たまたまこの日はマユタテアカネが度々アタックし丁々発止、いえいえ翔翔発止と追い立てていた事もあり体長の違いをはっきりと目に出来た。並べてみていると体格の差は歴然として、のび太がジャイアンを追い立てる形で「リスアカネに違いない」と至ったのであった。それでも正面から撮影してPCで拡大して確認しようやく安堵したのだ。
 この種に限らず「翅端斑」のある個体は理由は不明だが好きだなあー。

        

 

上の池のオオカナダモ抜去駆除

2022-10-12 | 水辺環境の保全
 今期、3回の抜去駆除を行ったオオカナダモなのだが15号台風による被害補修に行ったら水中に更に数を増して繁殖しているではないか。このまま放置する訳にもいかず翌日に胴長を用意して池に入った。
 ついでに立ち枯れし倒木となって身投げしたカラスザンショウの木もチェーンソーで刻み取り除く。敢て除かなくても生物環境のためには良かったのだが、これが有るためにオオカナダモの始末が出来難い。前の3回は跨いだりしながら除草したけれど、やはり厄介だったのは変わりない。

 準備はタライと貝掘り熊手の柄を長くした道具だけだ。タライには錨代わりの重しを付けておく。これが無いと抜去中の水の動きで離れて行ってしまい、これはこれで厄介だったのだ。水底まで見通しが無いから水底の根の当たりを熊手を深く差し込み揺すりながらオオカナダモを抜き取る事を繰り返した。
 一応は見える範囲を取り除いたのだが気温が下がり水が澄んだ頃にもう一回行わなければならないだろう。一旦侵入を許すと、ここは「侵入を許した」のではなく「意図的に投入」された結果なのだが完全除去に至るかどうか思いやられる。

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