上の池の貯水量も増やせたし、泥水池と第一、第二トンボ池もそこそこ安定して残るはカワセミの餌になる生物が増えればと水系のガサガサをして生息魚類の確認をしてみた。小生的にはクチボソやモロコなどの生息を期待したのだが無駄だった。
主河川となるY川は三面張りで土溜まりや中州はあるが流速もある。我がK沢は毎分バケツ1杯程度の送水しか得られず主河川との交流は不可能だ。主河川のガサガサではアマゴの幼魚2匹、当地でダボハゼというカジカに似た魚1匹の成果なしに等しかった。
先日、生息調査でホトケドジョウ二匹を捕獲した落ち込みのプールでは7㎝のホトケドジョウ一匹とマドジョウ3匹を捕獲できた。2種のドジョウが同居して混血は避けられているのかどうか少々気になったけれど、ドジョウ達は遡上体でなく流下体なので上の池に戻し、そこでの繁殖を期待する。
ダボハゼ ホトケドジョウ アマゴ
主河川となるY川は三面張りで土溜まりや中州はあるが流速もある。我がK沢は毎分バケツ1杯程度の送水しか得られず主河川との交流は不可能だ。主河川のガサガサではアマゴの幼魚2匹、当地でダボハゼというカジカに似た魚1匹の成果なしに等しかった。
先日、生息調査でホトケドジョウ二匹を捕獲した落ち込みのプールでは7㎝のホトケドジョウ一匹とマドジョウ3匹を捕獲できた。2種のドジョウが同居して混血は避けられているのかどうか少々気になったけれど、ドジョウ達は遡上体でなく流下体なので上の池に戻し、そこでの繁殖を期待する。
ダボハゼ ホトケドジョウ アマゴ
つばくろに白む前から起こされて暁の頃また寝入るなり
点描で萌え広げゆく山里の空き家むなしき花の間に間に
花に霧花霞過ぎ花おぼろ皆既月食雲のまた先
春棚田斉唱するやシュレーゲル鶯合わせ花は散り散る
水抜きのパイプ覗けばタゴガエル鎮座おわして視線合わせり
点描で萌え広げゆく山里の空き家むなしき花の間に間に
花に霧花霞過ぎ花おぼろ皆既月食雲のまた先
春棚田斉唱するやシュレーゲル鶯合わせ花は散り散る
水抜きのパイプ覗けばタゴガエル鎮座おわして視線合わせり
トンボ池の一部と沈泥池の一部の泥浚いをする。浅くなったためもあるがいくつかの水深を用意するためでもある。トンボ池の泥浚いではマドジョウが10匹程度泥の中から現れた。5㎝程度から13㎝程度まで様々な体長だったから繁殖は間違いないと言える。引き上げた泥は水際で乾燥させ堤を高くする心算だったけれど、引率されてきた幼児のグループの泥遊びの舞台になってしまった。この結果積み上げた泥は低く広がってしまったが、隠れていたドジョウが顕わになり池に戻す事が出来たから一喜一憂で差し引きゼロ。
沈泥池もカサスゲの茂った部分を中心に掘り下げて、掘り取った土は泥水地の堤のかさ上げに回す。周囲に土を採れる場所がないから必要な土は浚渫で調達するしかない。
トンボ池踏み潰された 沈泥池
沈泥池もカサスゲの茂った部分を中心に掘り下げて、掘り取った土は泥水地の堤のかさ上げに回す。周囲に土を採れる場所がないから必要な土は浚渫で調達するしかない。
トンボ池踏み潰された 沈泥池
水見回りして上の池からの帰路、サンコウチョウの鳴き声を聞く。孟宗竹を除伐した混交林の奥からで今季「初聞き」である。徐竹を進め森づくりを開始した当初、活動範囲で鳴き声を聞くことは無かったけれど、数年前から鳴き声を聞ける範囲が広がったように感じている。種類は異なるがオオルリやキビタキの鳴き声も溢れるようになりカメラを携行した探鳥家も当たり前になった。環境が整えば動植物も戻ってくれるのを実感するが「野荒氏」も増加するのも紛れもない現実なのだ。自然は危ういバランスの上に成り立っているのも実感する。