隣り合わせのグループが棚田を起こし始めた。小生が復元した棚田であるが使用権は無い。翌日水見回りで覗いて見たら大きい1枚だけしか手入れをしておらず写真手前の中小二枚は畦の手入れもしてなかった。作付けは1枚だけなのだろうと思いつつ、今後も1枚だろうから中小の棚田は池にしてしまおうと皮算用した。とりあえずは畦廻り、堤廻り、棚田内と刈り払いをして状態を顕わにしてみた。
池にするにしても了解を得なければ出来ないが、カサスゲの草地で荒れるに任せるよりは「良い」と思ってくれるかどうか…。水辺は小規模で水利も細々と不安定なだけに「一体」として構成したいが複数のグループにまたがっていて、そこが難しい。畦草刈りも本来は「余計なお世話だ。プンプン」となりかねない行為である。
池にするにしても了解を得なければ出来ないが、カサスゲの草地で荒れるに任せるよりは「良い」と思ってくれるかどうか…。水辺は小規模で水利も細々と不安定なだけに「一体」として構成したいが複数のグループにまたがっていて、そこが難しい。畦草刈りも本来は「余計なお世話だ。プンプン」となりかねない行為である。
繁殖期に入ってしまったし…と大急ぎで完成させ設置した。前回は板張りまでだったが、今回はヒノキの樹皮で屋根を葺き池の中央に設置まで出来て、構想よりどれくらい経ったか…ともかくも完成、作業終了である。
運んで設置する事は単独では出来ず会友4人の手を借りて拠点から下げた。途中、探鳥に来ていたS氏から「アヒルなら入るだろうがカルガモは入らないのでは…」と言われたものの、小生の記憶に「隅田川の巣小屋でカルガモ営巣」の記事があって、これを根拠に設置したのだけれど、動機は昨年の初産卵は堤の肩で、ほどなく四足に食害されたからだ。入ってくれなければ無駄足だが自己満足で構わない「気は心」の領域だ。
一方、期待が高まる面もあって、例年1カップルだけの飛来が今季は2カップルになっている。水面面積も湛水量も安定させた結果と自己満足して、さらに自己満足への欲求が上がる。我欲とは限りないものである。
ところがである今日の朝刊に市内の公園でカルガモの雛が産まれたとの記事が載った。「入らないだろう…」に「時期を逸した…」の二重苦!。我欲は苦悩と表裏一体です。
運んで設置する事は単独では出来ず会友4人の手を借りて拠点から下げた。途中、探鳥に来ていたS氏から「アヒルなら入るだろうがカルガモは入らないのでは…」と言われたものの、小生の記憶に「隅田川の巣小屋でカルガモ営巣」の記事があって、これを根拠に設置したのだけれど、動機は昨年の初産卵は堤の肩で、ほどなく四足に食害されたからだ。入ってくれなければ無駄足だが自己満足で構わない「気は心」の領域だ。
一方、期待が高まる面もあって、例年1カップルだけの飛来が今季は2カップルになっている。水面面積も湛水量も安定させた結果と自己満足して、さらに自己満足への欲求が上がる。我欲とは限りないものである。
ところがである今日の朝刊に市内の公園でカルガモの雛が産まれたとの記事が載った。「入らないだろう…」に「時期を逸した…」の二重苦!。我欲は苦悩と表裏一体です。
焼酎の4ℓボトル2本を貰い受けて「ヌカビン」を作った。先日行ったガサガサでの捕獲は成果が薄く、驚かすより誘った方が生き物に優しく成果もあると読んだのだ。
誘惑物質を入れ一昼夜落ち込みのプールに沈めておいたらマドジョウだけ8匹入っていた。ホトケドジョウを期待していたのだがマドジョウならカワセミの餌におしくは無い。今回の落ち込みプールを更に流下すると水が涸れる涸れ沢に入ってしまう。出水時に流下しても魚体は本流に到達することは出来ない環境なので少数でも上流部に戻したい。
今回、マドジョウだけだったから、早春に水面面積を拡幅した集水路に放流する。拡幅作業の結果、落差10㎝程水位を上げ傾斜路で水を落とす構造で遡上できなくはないが、水涸れしない生物シェルターとしての役割を強化したので有る程度の個体数は入れておきたい。ヤゴなどは今季産卵した個体に頼る。
自作のヌカビン 回収ドジョウ
誘惑物質を入れ一昼夜落ち込みのプールに沈めておいたらマドジョウだけ8匹入っていた。ホトケドジョウを期待していたのだがマドジョウならカワセミの餌におしくは無い。今回の落ち込みプールを更に流下すると水が涸れる涸れ沢に入ってしまう。出水時に流下しても魚体は本流に到達することは出来ない環境なので少数でも上流部に戻したい。
今回、マドジョウだけだったから、早春に水面面積を拡幅した集水路に放流する。拡幅作業の結果、落差10㎝程水位を上げ傾斜路で水を落とす構造で遡上できなくはないが、水涸れしない生物シェルターとしての役割を強化したので有る程度の個体数は入れておきたい。ヤゴなどは今季産卵した個体に頼る。
自作のヌカビン 回収ドジョウ
エノキの枝の先端に食痕が見られるようになってから久しいのだが食べている相手を確認できていない。愛好家のS大先生によれば「ヒオドシチョウの幼虫」で既に散っているとの話なのだけれど、丹念に探しても見つけれないままだ。
今日も食痕付近を探していたら蟻かアブラムシが群がっているような枝がある。良く見ると蟻でもアブラムシでもなくヒオドシチョウの幼虫のようだがミイラ化していて判然としない。体長は10mm未満というサイズでビッシリと枝に付着している。昨年大発生した頃、これも大発生した肉食の吸汁昆虫、名前は忘れたし図鑑から探し出せなかったけれど今年も目に付く。この虫に体液を吸われたのか伝染病かは知る由もないけれど、かの吸汁昆虫は大量に出来た蛹さえも余さず食害した大食漢だから、その線もあるか…。
学生時代、「論理的でないね!」と言われたのがいまだにPTSDになっていて探偵業は無理である。
今日も食痕付近を探していたら蟻かアブラムシが群がっているような枝がある。良く見ると蟻でもアブラムシでもなくヒオドシチョウの幼虫のようだがミイラ化していて判然としない。体長は10mm未満というサイズでビッシリと枝に付着している。昨年大発生した頃、これも大発生した肉食の吸汁昆虫、名前は忘れたし図鑑から探し出せなかったけれど今年も目に付く。この虫に体液を吸われたのか伝染病かは知る由もないけれど、かの吸汁昆虫は大量に出来た蛹さえも余さず食害した大食漢だから、その線もあるか…。
学生時代、「論理的でないね!」と言われたのがいまだにPTSDになっていて探偵業は無理である。
取水升から導水路 導水管流入部 主流を移す
台風6号がもたらした降雨で隣沢からの送水が停止してしまった。確認に行くまでもなく出水で流された土砂により導水路が埋没したのである。
いつも通りスコップだけで浚渫すれば良いだろうと出かけてみて大間違いだったことに気が付いた。昨年の集中豪雨で土砂崩れを起こした流土の上を仮復旧の導水路を這わせていたのだが、取水升から導水路を浚渫し上流の分水部まで行ったところ、今回の雨量で上部の導水路の河床が60㎝ほど下がっていた。これでは導水路を復旧させても水は通らない。
下がった主流部を堰き止め、元の河床を穿って今までの導水路に水を通す事も考えたが、労力の割には次の降雨で「元の木阿弥」になる公算大である。
幸い取水升のある河床横が今回の出水で埋まり高くなった。この結果この部分を堰き止めれば取水升へ水を送れる可能性がある。水準測定ができないから水勾配は目見当でしかないけれど、この作業がベストの選択に思える。そのため今日は主流を取水升側に流し変え多少でも土砂を溜めて堤を作る準備にした。
設置権者や水利権者の県や部農会は全く動かないし、次の作業を思うとため息が出るが、まあ、三途の河原での「二度童」だと思うしかないだろう…。
台風6号がもたらした降雨で隣沢からの送水が停止してしまった。確認に行くまでもなく出水で流された土砂により導水路が埋没したのである。
いつも通りスコップだけで浚渫すれば良いだろうと出かけてみて大間違いだったことに気が付いた。昨年の集中豪雨で土砂崩れを起こした流土の上を仮復旧の導水路を這わせていたのだが、取水升から導水路を浚渫し上流の分水部まで行ったところ、今回の雨量で上部の導水路の河床が60㎝ほど下がっていた。これでは導水路を復旧させても水は通らない。
下がった主流部を堰き止め、元の河床を穿って今までの導水路に水を通す事も考えたが、労力の割には次の降雨で「元の木阿弥」になる公算大である。
幸い取水升のある河床横が今回の出水で埋まり高くなった。この結果この部分を堰き止めれば取水升へ水を送れる可能性がある。水準測定ができないから水勾配は目見当でしかないけれど、この作業がベストの選択に思える。そのため今日は主流を取水升側に流し変え多少でも土砂を溜めて堤を作る準備にした。
設置権者や水利権者の県や部農会は全く動かないし、次の作業を思うとため息が出るが、まあ、三途の河原での「二度童」だと思うしかないだろう…。
残り雪コゴミやフキを萌えさせて君は消えゆく朽葉の下に
残り雪離れる我の足元に時を見せたり冬から初夏の
残り雪手で掘り取ればザラメ雪口も懐かしあの頃へゆく
雪形を見上げて胸に去来するこれ待ち望み冬を越したり
雪形の日々崩れゆく春の日々冬懐かしく笑み笑み浮かぶ
残り雪離れる我の足元に時を見せたり冬から初夏の
残り雪手で掘り取ればザラメ雪口も懐かしあの頃へゆく
雪形を見上げて胸に去来するこれ待ち望み冬を越したり
雪形の日々崩れゆく春の日々冬懐かしく笑み笑み浮かぶ