吐水口で水を引く作業は期待外れだった。物理的にも取水口から送水する方が無駄が無いと判断し、再度と言うか何回目かの隣沢での作業となった。
既にエンジンポンプを購入してから一番管の通水作業を行っているから、今度は送水ライン全体を相手に強制送水する事になる。ポンプ機種選定に当たり、メーカーサービスマンにアドバイスを受けようと電話で話したのだが、メーカーの設計用途とは異なる使い方になるからと参考になるアドバイスは受けられなかった。要は自己責任での使用用途ではあるけれど、十分に役に立ったのが結論である。
ポンプからの送水チュープを取水口に1mほど差し入れ運転開始し1時間弱送水した。吐水口に会員のY氏を置きケータイで吐水状況を確認しながらの作業であったが、小生は吐水口で水色を注視していたかったのが本音である。強制送水開始直後から泥で濁った水が出始め30分経過した頃も濁りはとれなかったという。前回、吐水口にポンプを接続し排水を試みたけれど期待外れで、改めて送水する方が有効なのを実感した。隣沢まで、そのたび資材を持ち込み運ぶのも気が重いが、そのことを考慮して1人作業できる大きさを選択して正解だった。
さて、復旧した送水量はバケツ、計量カップ、ストップウォッチで測定した結果、毎分20ℓとなっていた。前回の作業では毎分6リットルだったから、この20ℓは100点満点である。これ以上は望めない。
見にくいが作業中
取水升内
既にエンジンポンプを購入してから一番管の通水作業を行っているから、今度は送水ライン全体を相手に強制送水する事になる。ポンプ機種選定に当たり、メーカーサービスマンにアドバイスを受けようと電話で話したのだが、メーカーの設計用途とは異なる使い方になるからと参考になるアドバイスは受けられなかった。要は自己責任での使用用途ではあるけれど、十分に役に立ったのが結論である。
ポンプからの送水チュープを取水口に1mほど差し入れ運転開始し1時間弱送水した。吐水口に会員のY氏を置きケータイで吐水状況を確認しながらの作業であったが、小生は吐水口で水色を注視していたかったのが本音である。強制送水開始直後から泥で濁った水が出始め30分経過した頃も濁りはとれなかったという。前回、吐水口にポンプを接続し排水を試みたけれど期待外れで、改めて送水する方が有効なのを実感した。隣沢まで、そのたび資材を持ち込み運ぶのも気が重いが、そのことを考慮して1人作業できる大きさを選択して正解だった。
さて、復旧した送水量はバケツ、計量カップ、ストップウォッチで測定した結果、毎分20ℓとなっていた。前回の作業では毎分6リットルだったから、この20ℓは100点満点である。これ以上は望めない。
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ウスバキトンボが飛翔している中に黒く感じるトンボが混じっている。小生が確認できた形態は「腹部が細く末端が紡錘形みたい」という事だけだったが、それだけで小生の初観測の個体だと言う事は理解できた。たまたまご一緒してくれていたS先生の見立ては「ハネビロエゾトンボ」で、小生が作業に行っている間に標本用に捕獲され、それを小生が撮影した。
エゾトンボ科は初見であるが同じ科のタカネトンボも観測されているそうで、小生が盛夏に度々見た判別不明のトンボはこの手の類だったかもしれない。まあ、小生にとっては撮影できなければ「居なかったに同じ」で捕獲して確認する手間はないから全てが偶然の産物で、その中に楽しみがある。
さて、画像をアップしようとメモリーに接続したら、このハネビロエゾトンボは平成14年7月14日に撮影していた。頭上の画像だったから「?」付きだったのだが、この写真はS先生に判断を仰いでいて「そうだろう」と言われていたから、なんか普通に飛来してくるトンボかい!と少々気が抜ける。
二枚の写真を見比べて気が付いたのだが、両方とも「翅広」なのは分かるし、今年の個体は♂で昨年の個体は♀だろうと言う形態の違いを理解できた。小生にしては「あっぱれ!」だ。
今回の個体
昨年の個体
エゾトンボ科は初見であるが同じ科のタカネトンボも観測されているそうで、小生が盛夏に度々見た判別不明のトンボはこの手の類だったかもしれない。まあ、小生にとっては撮影できなければ「居なかったに同じ」で捕獲して確認する手間はないから全てが偶然の産物で、その中に楽しみがある。
さて、画像をアップしようとメモリーに接続したら、このハネビロエゾトンボは平成14年7月14日に撮影していた。頭上の画像だったから「?」付きだったのだが、この写真はS先生に判断を仰いでいて「そうだろう」と言われていたから、なんか普通に飛来してくるトンボかい!と少々気が抜ける。
二枚の写真を見比べて気が付いたのだが、両方とも「翅広」なのは分かるし、今年の個体は♂で昨年の個体は♀だろうと言う形態の違いを理解できた。小生にしては「あっぱれ!」だ。
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送水管一番管の詰りを解消して一昼夜、吐水口では通常の水量に戻ると信じウキウキしながら確認に行った。残念な事に毎分2ℓ程度のチョロ水だった。
そんなこともあろうかと必要部材は車にあるし吐水口には車を横づけできる。早速エンジンポンプを稼働させ1時間弱経っても清水にならない。バケツに取って確認していたが手のひらでの透明度は20㎝程のままだった。
管内の空気のためか空気弁からの流入か不明だけれど水と空気が交互に出てくる。これではらちが明かないから明日以降にもう一度取水口からの強制注入を試みる。ポンプからの圧送なら全て水のまま維持できるから吐水口で水を引くより効率は良いだろう。刈り払いは未着手のままで夏が終わった…。
接続稼働中
清水にならない
そんなこともあろうかと必要部材は車にあるし吐水口には車を横づけできる。早速エンジンポンプを稼働させ1時間弱経っても清水にならない。バケツに取って確認していたが手のひらでの透明度は20㎝程のままだった。
管内の空気のためか空気弁からの流入か不明だけれど水と空気が交互に出てくる。これではらちが明かないから明日以降にもう一度取水口からの強制注入を試みる。ポンプからの圧送なら全て水のまま維持できるから吐水口で水を引くより効率は良いだろう。刈り払いは未着手のままで夏が終わった…。
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エンジンポンプと部材が揃った。これで人数を揃えなくて単独でも可能な条件が出来た。車に積載しバックで入れる地点まで車を入れ、残りは部材を背負い抱えて運べる。実際に作業をやって感じた事は「一人でも出来なくはないが、2人ならポンプ圧注部と継ぎ手放流部で管内清掃の確認を行えながら作業出来るから相方は居た方が良い」。
今回、圧注させつつ一旦沢を下り一番管の端末の排水状況を確認しポンプ部へ戻るの繰り返しが必要だった。また、接続を解いた管を再び接続するのにお互いの管口を突き合わせなければネジが入らず、この作業とネジを回すのを同時にやるのに苦労した。
それはともかく、閉塞状態だった一番管に連続して圧注した事により管内で沈澱硬化していた土砂が緩んで最終的には砂の混入していない水が出るようになり「大成功!」と祝杯を上げたい気分。とは言え、これで終了では無く、吐水口に水が溢れるのを確かめてから、今度は吐水口にポンプを繋げて水を引く。これにより管内の水を何回か入れ替えた量になるまで排出し一件落着だ。で、もう一日必要。
圧注準備 ➡
一番管末端 ➡
排砂完了
今回、圧注させつつ一旦沢を下り一番管の端末の排水状況を確認しポンプ部へ戻るの繰り返しが必要だった。また、接続を解いた管を再び接続するのにお互いの管口を突き合わせなければネジが入らず、この作業とネジを回すのを同時にやるのに苦労した。
それはともかく、閉塞状態だった一番管に連続して圧注した事により管内で沈澱硬化していた土砂が緩んで最終的には砂の混入していない水が出るようになり「大成功!」と祝杯を上げたい気分。とは言え、これで終了では無く、吐水口に水が溢れるのを確かめてから、今度は吐水口にポンプを繋げて水を引く。これにより管内の水を何回か入れ替えた量になるまで排出し一件落着だ。で、もう一日必要。
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集水路と集水升の土砂を排除しての翌朝、吐水口から水は流れていなかった。ラインに問題があるのは明白なので第一排砂弁を開放した。濁り水が払い出し終わるとチョロ水になってしまった。管内の砂泥が水圧で押し出されるまで立って待つのも退屈だから開放したまま翌朝に再度出向いた。
ところが期待に反してチョロ水しか出ていない。取水口から第一排砂弁までは下り勾配だからとの見込みは甘かったと言わざるを得ない。水流が滞っている管を特定するには1本1本継ぎ手を外して確かめる必要があるから、平坦地で作業しやすい2番管と3番管の継ぎ手を外してみたところ、ここもチョロ水だった。
次に2番管と1番管の継ぎ手を外したが、ここもチョロ水だった。もう結論は明白で1番管の途中で詰まっている。ただ1番館は土砂崩れの下敷きになっており目視確認が不可能である。これだけやるだけで大汗をかいて青息吐息、麦茶の代わりにスポーツ飲料を携行して助かった。
帰宅したら、ようやく店舗にエンジンポンプが届いたとの留守電が入っていた。明日、試運転がてら1番管だけ強制通水させてみる。
排砂バルブ一夜開放してもチョロ水
2番管チョロ水
ところが期待に反してチョロ水しか出ていない。取水口から第一排砂弁までは下り勾配だからとの見込みは甘かったと言わざるを得ない。水流が滞っている管を特定するには1本1本継ぎ手を外して確かめる必要があるから、平坦地で作業しやすい2番管と3番管の継ぎ手を外してみたところ、ここもチョロ水だった。
次に2番管と1番管の継ぎ手を外したが、ここもチョロ水だった。もう結論は明白で1番管の途中で詰まっている。ただ1番館は土砂崩れの下敷きになっており目視確認が不可能である。これだけやるだけで大汗をかいて青息吐息、麦茶の代わりにスポーツ飲料を携行して助かった。
帰宅したら、ようやく店舗にエンジンポンプが届いたとの留守電が入っていた。明日、試運転がてら1番管だけ強制通水させてみる。
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ダブル台風で家にこもらねばならない事が分かっていたから冬瓜を頂いたのに合わせ手羽先を買って帰宅する。いつもなら挽肉と合わせ「あんかけ」風にするのだが、夏の携行飲料に入れる梅干しが塩辛過ぎたので余っている。これを消費するために「梅干し煮」にしたのだ。手羽先を選択した理由はプルプル成分が多いからで、河原の移動が激しかったせいか夜間に膝の痛みを感じるためである。
冬瓜を適当な大きさにカットし、だし昆布と日本酒、梅干しを加えて煮込む事30分、かすかに梅の酸味を感じられる煮物が出来上がった。
結局、夕飯はこの「冬瓜と手羽先の梅干し煮」とサツマイモ1本で、いわゆる「ばっかり食」に近いものになった。購入した冬瓜ならこのような食べ方はとてもできない。会友が山の空き地に放任栽培しておいたのを頂いた訳なのだが、そうだからこその「腹いっぱいのばっかり食」で満足この上ない。
鍋満杯 ➡
いただきます!
冬瓜を適当な大きさにカットし、だし昆布と日本酒、梅干しを加えて煮込む事30分、かすかに梅の酸味を感じられる煮物が出来上がった。
結局、夕飯はこの「冬瓜と手羽先の梅干し煮」とサツマイモ1本で、いわゆる「ばっかり食」に近いものになった。購入した冬瓜ならこのような食べ方はとてもできない。会友が山の空き地に放任栽培しておいたのを頂いた訳なのだが、そうだからこその「腹いっぱいのばっかり食」で満足この上ない。
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台風18号の影響で十分な降雨があった。当然「断水」と思っていたが、案の定断水していた。刈り払いを変更して取水地へ出向く。取水路は土砂で埋まり取水升の取水口さえ砂礫に埋もれていた。水流が逃げた個所は風倒木を積み上げた取水堰の下からで埋め戻すのに玉石を集め押し込み浚渫した土砂で埋める。
これに先立って取水升の浚渫とオーバーフローの水路を直線にした。今まではUダーンさせて流したのだが、これは別グループの取水位置に配慮した結果で、これは流路のどこで取水しても構わないので、取水升のオーバーフローをスムーズにし土砂が溜まらない方を優先する。
先に通水させてから一週間も経ずして再度の浚渫は「二度童の三途の河原」そのものの情景だけれど、税を徴収している立場が実施すべき事なのにと、いささか腹も立つ。環境税を人頭税のごとき人数で徴収されて「余りがある」と他の用途に流用されるのは腹立たしい限りだ。
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