二つ池の前端部は分水池になっている。出水時に必要以上の流入が無いように逃げ道を設えてあるのだ。同じ仕掛けは泥水池1にもあって、この設えは文字通りの「分水」でトンボ池へ水を振り分けるためである。どちらも二つの堰のバランスを保っていないと意味が無くなってしまう。
二つ池の分水池この部分は水が溢れだしやすくなって泥の堤で応急処置をした程度では収まらなくなった。それでも二つ池への流入に支障は無いけれど、二つ池のオーバーフロー部能力以下の流入では用をなしていないと言える。そこでかねてから用意をしていた梁材を運んで設えた。はば1尺厚さ3寸の廃材だけれど中は生きている材である。これを半分にして一方は泥水池4の拡幅時のオーバーフロー部に使うことにしている。
既存の丸太組はそのままにして泥を盛り水止めしてから梁材を埋める溝を掘って掛け矢で打って落ち着かせた。後は堅めの粘土質で周囲を突き固め改めて落ち口側に洗堀防止用に丸太を並べて完成した。丸太から水路に落ちる辺りはコンクリートの廃材板を敷き、さらなる洗堀防止とした。
この部分の水位の調整は手斧で削りながら調整して済ます。手斧は結構便利な道具でチェーンソーで削るより軽快に軽快にデザインが出来るのが重宝するところである。
斜面側の水際保護のため風倒木で押さえ、更にその上に朽木を集めて重ねた。水域の周りは「エコトーン」と考えて植生を育むように心がけても威野志士様の連夜周年の跋扈往来で泥地と化してカエルやヘビの隠れる場所も無い。せめて少ないながらも集積部があれば役に立つだろう。人間社会だけでなく野生も「安心安全」は何よりなのだ。
二つ池の分水池この部分は水が溢れだしやすくなって泥の堤で応急処置をした程度では収まらなくなった。それでも二つ池への流入に支障は無いけれど、二つ池のオーバーフロー部能力以下の流入では用をなしていないと言える。そこでかねてから用意をしていた梁材を運んで設えた。はば1尺厚さ3寸の廃材だけれど中は生きている材である。これを半分にして一方は泥水池4の拡幅時のオーバーフロー部に使うことにしている。
既存の丸太組はそのままにして泥を盛り水止めしてから梁材を埋める溝を掘って掛け矢で打って落ち着かせた。後は堅めの粘土質で周囲を突き固め改めて落ち口側に洗堀防止用に丸太を並べて完成した。丸太から水路に落ちる辺りはコンクリートの廃材板を敷き、さらなる洗堀防止とした。
この部分の水位の調整は手斧で削りながら調整して済ます。手斧は結構便利な道具でチェーンソーで削るより軽快に軽快にデザインが出来るのが重宝するところである。
斜面側の水際保護のため風倒木で押さえ、更にその上に朽木を集めて重ねた。水域の周りは「エコトーン」と考えて植生を育むように心がけても威野志士様の連夜周年の跋扈往来で泥地と化してカエルやヘビの隠れる場所も無い。せめて少ないながらも集積部があれば役に立つだろう。人間社会だけでなく野生も「安心安全」は何よりなのだ。