澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

日本統治時代の修学旅行 世代の分断をつなぐ過去の思い出

2021年05月19日 13時27分35秒 | 歴史

 日本統治時代の台湾では、当然のこととして日本式の教育制度、教育内容が取り入れられた。それを「日本帝国主義による皇民化教育」だと非難する向きもあるが、事実はそれほど単純ではない。ある社会が近代化するためには、社会基盤(インフラ)の整備が必要で、そのためには巨額の資金、適正執行を可能とする組織が必要となる。台湾社会の近代化に関しては、台湾総督府がその任に当たった。台湾総督府には、後藤新平、新渡戸稲造、八田與一など、錚々たるテクノクラートがはせ参じた。

 日本式教育の特色のひとつとして、修学旅行がある。台湾の日本語世代(日本語教育を受けた世代)が少なくなった現在、修学旅行の記憶が継承しようと、一冊の本が刊行された。

 「日本統治時代の修学旅行」と題するその本について、詳しく紹介した映像がUPされたので、ここに紹介したい。

 

日本統治時代の修学旅行 世代の分断をつなぐ過去の思い出

 

日本統治時代の修学旅行 行先ランキングTOP5 1~2位

日本統治時代の修学旅行 行先ランキングTOP5 3~5位


大室山を散歩

2021年05月19日 08時24分56秒 | 散歩

 先日(5月13日・14日)、伊豆方面にドライブ。13日(木)は曇りときどき雨というあいにくの天気。だが、首都圏が「緊急事態宣言」下にあることからか、道路はガラガラ、快適なドライブだった。

 午後二時過ぎ、宿泊先の川奈ホテルに到着。有名なゴルフ場を有する、由緒あるこのクラシック・ホテル、一度は泊まりたいと思っていた。


         川奈ホテル

 1928年開業のこのホテルは、ロビーなどの内装は昔のまま(?)で、重厚な雰囲気を漂わせている。一方、客室は最近リニューアルした様子で、きれいで清潔、そして遮音性が高そう。
 ホテルには五階超の展望台があり、駿河灘を一望できる。ゴルフ場に続く外庭は、きれいな芝生が敷き詰められていて、散歩にちょうどいい。

 翌日は、爽やかな青空。車で大室山へ。ここには十数年前の冬、友人たちと五人で訪れたことがある。その時は乾燥した冬の大気のもとで、富士山、房総半島、伊豆七島の四島などが、すべて一望できた。その時の素朴な感想は、「日本って小さいんだなあ」という一言。
 今回は五月なので、遠景はどうしても霞がかかってしまう。それでも、雲の彼方に見える伊豆大島、雲海から突き出た富士山など、雄大なパノラマを楽しんだ。