the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANESパッケージはモノクロでも面白いと思う。
それとは無関係に・・・。

アイロンがけが嫌い という人はかなり多いようだ。
私はどちらかというとアイロンがけ・特にシャツのアイロンがけが
全く苦にならないのだが、「嫌い」という人の心理もよく理解できる。

そもそも面倒な作業ではある。
そして、なかなか難しい。嫌われても仕方ない要素を備えている。

人間の体になるべく沿うように作られているのだから
直線ばかりの集合体ではない。しかしアイロンというものは
直線がけがもっともラクなのだから親和性に乏しいのだろう。
グネグネ曲がっているし、なんかへんなダーツがあるし、
折り目は二重になるし、苦労して仕上げても着用1時間もすれば
もうぐちゃぐちゃになるのに・・・。

確かに。

シャツのアイロンがけにはコツがある。これさえ覚えればほぼ解決だ。
●どうせシワになるのだ。テッパンを延ばすのではないんだから気楽に。
●どうせ上着を着るのだ。袖をそんなにまっすぐに仕上げる必要はない。気楽に。
●元々の折り目なんてどうでもいいのだ。今日できた折り目が正しい(新しい)折り目だ。気楽に。
●襟・袖口・前立て周辺のみでOK。幸い、そのあたりは直線的なアイロンがけで足りる。気楽に。
●失敗しても捨てる訳ではない。次のアイロン時に勝利せよ。気楽に。

昨夜のアイロンがけは家の者達が寝静まってから。
いつものようにアイロン台の脚を伸ばして、立ったまま作業する。
選択済みのシャツが結構たまっていたので、1時間ぐらいかかった。
昼間の作業と違って、シャツを広げて灯かりの下で見ると
そのコットン生地が持つ艶がとても魅力的に見える。
こんなに光沢があったら、そりゃ気持ちいいだろうというほどの艶である。

ヘッドフォンで音楽を聴きながらの作業だったが、途中から
その音楽もほぼ聴いておらず、またアイロンがけという作業もまったく意識の
外になり、雑念が浮かんでは消え、また我にかえり
そしてまた現を抜かす状態で作業が終わった。
それぐらい、気が散っていた方がいいのではないか、アイロンがけなんて。

出来栄えは、新品に見えず・汚れものに見えず。
つまり私的にはパーフェクトだった。







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