GITANESを吸いながらの読書はこの上ない喜びだった。
それとは無関係に・・・。
子供の頃は、本が欲しいときは親にねだった。
少額の小遣いとは完全に別のものとして、本代は出してくれた。
それが結果的にいいことだったのかどうかは別にして、
私は本をよく読む部類に入るようだ。
そんな私ではあるが、実は読み始めが億劫で仕方ない。
買ってまず満足してしまい、しばらく読まないケースが圧倒的多数である。
興味があったから買ったのに、どうして読まないのか自分でもよくわからない。
書斎の肥やしにしておくにはあまりにも勿体ないし、スペースも限られているので
読もうと頑張る。
毎晩風呂に色々な本を持って入り、湯に浸かりながら読む。
7,80ページほど読める。
そこまで進むともうその本への興味が止まらなくなっていて
風呂からさっと上がって読み続ける。
これが良いパータンでもある。
風呂で、我慢して10ページほど読んでみるが
どう考えても「読む時間がムダ」としか考えられない本もあって、
こういう本は風呂上りに書斎へ直行して
「背表紙もみたくないコーナー」へギュウギュウに平積みされる。
もちろん背表紙も見たくないのだから、見えなくなるよう反対に収納される。
最近この「見たくない」棚の本が増える傾向にある。
良くない傾向だが誰の責任でもない。
1ページもめくらずに買う自分が悪いのだ。
すんません。
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