こんぺハウス

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偉大なるMシャーシの元祖 M-01に敬礼♪

2024-06-08 01:49:20 | Mシャーシ
今からちょうど30年前の1994年に、
タミヤから新しい企画のRCシャーシがリリースされました。
それがこのMシャーシと呼ばれるサイズのRCマシン。
多分タミヤとしてもココまで定着するとは思って無かったと思いますが、
レギュラーサイズにはない軽快感と、走りの愛くるしさ。
そして何より小さい実車のスケールダウンにはもってこいで好きな人も多い筈。
僕もその一人でありますがw Mシャーシって楽しいですよね♪
全然意識して落としてませんが、M-01をキチンと組み立て直して
転がしてみたいと思いました。




tqtoshiです。




長きにわたり携わっていた外部の関連機関の担当がやっと解かれて一安心(笑)
超絶にレベルの高い、建築系の技術者派遣ですから得るモノも多いと思いましたが、
実態はそーでもないみたい(笑) 良く判ったのはどの会社も似たようなことに悩み、
似たようなことをトライし、そして失敗してると言う事。
アレですよ 隣の芝生は青い状態を本当に感じましたね。実際はそう見えるだけで
全然青く無かったですwww

と言う事で(繋がって無いw) 日々の業務はストレスの多い感じで6月に入りましたが、
タミヤ製のBBXに着手する前に、まずは途中のM-01シャーシを直して
軽快に梅雨前に転がしたい。生誕30周年ですがもっと祝っても良いと思いますがねw




まずは現状♪

全体的にホコリっぽく、ホコリ自体もオイルとグリスで固められて頑固な汚れ構成。
軽くウエットテッシュで拭いた位じゃ綺麗にならず、マシン現状としてはイマイチですね。
何ですが、このグリス埃コートw のマシンは、丁度汚れがコーティングの様になり、
汚れ自体を落とすと樹脂の劣化も少ない場合も多いので、まずは綺麗にしたいと思います。




まずは全部分解して、洗える状態にします。

昔からタミヤ製ミニクーパー好きw - こんぺハウス

一個前のエントリーで分解した状態です。全部分解するのは勿論洗浄の為ですが、
他に破損部分が中の確認や、経年で劣化している箇所が無いかの確認も兼ねます。
今回の場合、マシン自体を左下で置いていた関係上なのか、特徴的なサスのスプリングが変形し
片側だけ車高が取れなくなってました。まー困りましたね ←実際は全く困って無いww




分解したパーツは丁寧にブラシで水洗い♪

こちらも前回のおさらいですが、分解したパーツは丁寧に水洗いします。
その時シンプルクリーンの原液を併用してゴシゴシやりますと、表面のオイルと
ホコリ汚れがみるみる溶けて落ちてきます。その他何も何と思っていた部分も、
うっすら乗った汚れが綺麗に落ちまして、真水がかなり濁る位汚れが取れました。

この後よくすすいで、パーツを熱湯で煮沸したのですが、あるパーツが盛大に変形して
作業が止まりしまたw その他のパーツは、30年来の水分補給で柔軟性を取り戻し、
実に良い艶感とも粘りが出ましたね。だけど古い樹脂は煮沸は要注意。
自身が無い場合は、水に漬けておくだけでも良いと思います。





組立は懐かしく楽しく進行しました。

https://d7z22c0gz59ng.cloudfront.net/cms/japan/download/rcmanual/m01.pdf

↑まだタミヤにM-01の取扱説明書が掲載されてました。
このシャシーは前記の通り、その昔かなり分解調整を繰り返し、
走り込みによるセット変更と魔改造を繰り返しましたので構造は万全(笑)
マジこの知識は何にも役に立ちませんが、今回久しぶりに思い出して
僕の懐かしさの助長に役立ちましたwww





前後のサスピンは、スコッチで研磨するとかなりスムーズになります。

当時はコレ用にSUS製のサスシャフトセットが有り、そちらをお約束で使用してましたが
入手できないので純正加工。当時のタミヤのサスピンは表面が背粗くスムーズとは言えないので、
この研磨作業でかなり違いが出ますね。併せてフロントのCハブに取り付くナックルのビスですが、
こちらもネジ以外の部分は研磨しておくと、ステアの軽さが全然違うと思います。
こちらは当時強化6角ボルトってのがあった筈ですが、違いは表面の仕上げとplusビスが
6角になっているだけ。ここの研磨とセラミックグリス併用で、スルスルのステアリングが出来ました。





うわー懐かしい構成w

M-01(M-02)の構成で、懐かしいのは、前後のバルクに個別で取り付くサスマウント。
態々別で面倒だなって当時最初は思いましたが、案外破損した場合単体で交換出来たり、
サスマウントの間にシム入れたりしてキャンバー調整出来たり夢が広がる隙間設計(笑)
確かココのブロック、カワダかクロスかアルミ製が有りましたね(懐)





シャーシの固定ビスは「緩く」固定すると癖が無い記憶です。

コレは練習で酷使したシャシーの固定ビスが全部ゆるんでいてwww
偶然気が付きましたが、ここの固定を緩くするとある程度ロールと作動が柔らかくなる印象。
ビスは一方方向によれるのでその補正も含めて、当時はナイロンナット併用で緩く固定しました。
今回はフランジ無しのナットが無かった為、タミヤ製のねじロック併用で緩く固定しました。
多分ですが、ここにロックタイト製の222とか使用するとねじロックと反応して
シャーシ砕けるかもですw







ダンパーはTRFダンパーの元祖  ローフリクションダンパー♪

当時樹脂製のCVAダンパーからのバージョンアップにお約束的な存在でしたね。
その後にケース内が鏡面研磨されスーパーローフリクションに進化し、
ケース外部にダイヤルアジャストが設けられてTRFダンパーと進化して行きます。

今回はこのドンくさい(笑)ピンク色を是非とも生かしたいので、ケースはそのままで
ピストンとシール類のパーツをTRFダンパのパーツと置き換え。コレだけで
当時知ってる効きではなくなりますね。スルスルでそれなりにいい感じ(笑)
セット的には忘れてしまいましたが、モノショック設定と言う事で、全体的に硬く
何ならほぼストロークしない様にしていた記憶。ダンパー内部のカラーも
結構特殊な設定でしたが、全部忘れてしまいましたわw
ココらは走らせて探って行きたいと思います。(コレはこれで楽しみw)




で完成の前後ユニット♪


フロント廻りは特に変更した個所はOPのヒートシンクを追加したのと
手持のボールデフをセットした位。その他他社から移植のユニバーサルや
アルミハブも装着してみました。Cハブの渋さが取れないで色々やりましたが、
前記の通りキングピンのシャフト部分をスコッチ~コンパウンドで鏡面気味に研磨。
セラミックグリス併用で慣らしをしましたら、面が出てスルスルになりましたね。

リアに関しては殆どフロントと同様ですが、OP設定の純正スタビの太い方を装着。
コレはFFなので人により逆と感じる人も居ると思いますが、少なくも僕はこのフロントはフリーで
リアだけ多めにロール制御する設定が好きでしたね。
あと必殺技でw タミヤレースでは禁止されてましたが、ダンパーを長さ調整した
ロッドに置き換える方法もかなりテストしました。こうすると完全にロールだけの足回りになりますが
ストロークが左右に行き来するだけなので、ステアはクイックで鋭い走りが出来ましたね。
もし時間が有れば再現したいと思います。




全体♪

ちょっと手違いで、シャーシの全景にダンパーついてませんが当然装着しました。
元の薄汚れた感じから、全部の個所に手を入れて、シャーシ側はかなり艶々でイイ感じ。
足回りは柔らかい樹脂ですが、煮沸処理で最初の状態からかなり軟らかくなりました。
あとはメカ積んで転がすだけですねー






失敗共有w

上の完成シャーシと同等の時間、煮沸~一晩放置をしたメインとリアバルクですが、
見事変形・収縮して使い物になりません。今まで煮沸で何度か失敗してますが、
この手の変形は初めてですね。何よりフロントのケースは艶々でリアだけ変形するのも謎。
なのでこの変形が有った後、仕方ないのでもう一台ヤフオクで仕入れておきました(バカ)
偉大な初代Mシャーシ 魅力は尽きませんね~(なんか違う)





(*´ω`*)





寝ますw
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