糊空木(ノリウツギ)の花が咲きました。
紫陽花のような白い花が咲きます。
樹皮をはぐと粘りがあり、樹皮(内皮)から糊(のり)をとって和紙を漉くときの糊料としたことが和名の由来です。
北海道では「サビタの花」に歌われているように、サビタとも言われます。
「サビタ」の語源は不明。アイヌ語ではなく、東北の方言が北海道に伝わったという説もあります。
アイヌ名は「ラスパ、ラスパニ」で、槍の柄と穂先をつなぐ「継ぎ手」、「ニトペ」は内皮の糊のことである。
rasupa-ni ラスパニ [ラスパの木、ラスパを作る木] 茎 rasupa ラスパ [槍の柄と穂先とを継ぐ棒] 茎 ni-tope ニトペ [木の・乳汁] 内皮のどろどろ (参考)この木は各地で槍柄の継ぎ棒を作るのに用いた。またこれは各地で煙草をのむ煙管を作るのに用いた。十勝の足寄では「カムイ・キセリ」kamuy(神)-kiseri(煙管)と言って、熊祭りの際に熊の頭の前に置いて熊の霊に喫煙せしめる二股の煙管をやはりこれで作った。 |
ノリウツギ(糊空木) 一般名:ノリウツギ(糊空木) 学名:Hydrangea paniculate 分類名:植物界被子植物真正双子葉類ミズキ目アジサイ科アジサイ属ノリウツギ種 生息分布:北海道~九州 環境:山地の斜面や茂み 葉形:卵形~楕円形 葉身:7-15cm 葉序:対生 葉柄:有 葉縁:鋸歯 両性花 円錐花序 開花期:7〜9月 装飾花色:白 花色:中央にある白いの小さな両性花の周囲を白い4弁の装飾花が付く 花の咲き方:一重 花序長:8〜30cm 装飾花径:3cm。 ノリウツギ(糊空木、学名:Hydrangea paniculata )は中国、韓国、ロシア、日本原産でアジサイ科アジサイ属の落葉低木です。北海道から九州の山地の斜面や茂みに自生します。 |
大好きなガクアジサイのようです。
同じアジサイ科なんですね。
雨の日も白く輝いてきれいでしょうね^^
飾り花は3~5枚の大きいがく片からなり、花片のように美しく、正常の花は中央にあって小さい。飾り花は実を結ばない「ムダ花」であり、冬になっても枯れずに残る。
この花にまつわるユニークでうら悲しい昔話がある。村の若者から、恋心を打ち明けられた美しい乙女がいた。若者を好きになれない乙女は、「このサビタの花が散るときがきたら…」と返事した。若者は燃ゆる思いで待ち焦がれた。しかし、花は枯れ果てても落ちず、恋は実らなかったという。
したっけ。
白くて綺麗なお花、紫陽花のようですね~
でも紫陽花ではないんですね~
終わった花が落ちないのは紫陽花と一緒ですね~
幹の中が髄になっていて、簡単にくり抜けます。
花は紫陽花と同じですね^^
したっけ。
あるのですね。
糊空木初めて知りました
糊の代用が出来るとは驚きです。
和紙を漉くときのノリの代用にも使ったそうですよ^^
したっけ。