事前根回しで“スピード融資” 遠山元衆院議員 違法仲介 12/19(日) 12:18配信
公明党の衆院議員だった遠山清彦元財務副大臣(52)が、違法に融資の仲介をした疑いが持たれている事件で、仲介を受けた会社側が、金融機関の担当者と面談した翌日に、融資が決まっていたことがわかった。
遠山元議員は、複数の企業が、日本政策金融公庫から融資を受ける際に、違法に仲介をした疑いが持たれていて、仲介を受けた会社関係者が、金融公庫側に「遠山事務所側から話は通ってます」と言われ、担当者と面談した翌日に、融資が決定したことを明らかにした。
遠山元議員らが仲介した関係者「(面談から融資決定まで、どれぐらいの日数?)もう次の日には(融資の)金額は確定した。結果の連絡は早かった」
遠山元議員は容疑を認めていて、近く在宅起訴される見通し。 |
遠山元財務副大臣 1000万超受け取りか「謝礼ではない」と説明 関係者によりますと遠山氏は、貸金業法違反の疑いが持たれている環境関連会社の代表側から、これまでの数年間に合わせて1000万円を超える現金を受け取っていた疑いがあることが新たに分かりました。
遠山氏は周囲に、現金を受け取ったことを認める一方、現金の趣旨については「秘書らが公庫側に働きかけた謝礼ではなく、長年つきあいのある会社代表側から政治家として継続的に支援を受けていた」などと説明しているということです。
また、代表も現金の提供を認めたうえで「秘書らが公庫側に働きかけたことへの謝礼ではない」などと説明しているということです。
特捜部は、融資の詳しい経緯や提供された現金の趣旨について慎重に捜査を進めるものとみられます。 |
10万円給付で悪印象・国交省統計問題…公明、参院選へ不安材料が続出 12/18(土) 22:18配信
公明党が、来夏の参院選に向けて不安材料の続出に直面している。大きなアピール材料と期待する10万円相当の給付ではクーポンの扱いを巡って批判を招き、同党議員が閣僚を務めてきた国土交通省では基幹統計の不適切な書き換えが発覚した。党執行部は、懸念払拭(ふっしょく)を急いでいる。
山口代表は18日、東京都内で開いた党全国県代表協議会で「何としても参院選を勝ち抜き、コロナ禍克服、日本再生の歩みを力強く進めていこう」と述べ、都道府県本部の幹部ら約110人に発破をかけた。
この日の協議会は、参院選に向けて組織を本格始動させる場で、子育て世代や中小企業へのアンケート結果を政策に反映させる方針を示した。インターネットを活用した選挙活動に力を入れることも確認した。
公明は参院選で、公認済みの候補予定者14人全員の当選と、比例選800万票の獲得を目標に掲げる。1999年の自自公連立政権発足以降、公明は参院選比例選で700万票超の得票を維持してきたが、前回2019年は約653万票にとどまった。先の衆院選も「比例800万票」を掲げ、約711万票だった。
目標達成に向けて臨戦態勢に入る矢先に起きたのが、クーポン問題だ。18歳以下への10万円相当の給付は、公明が先の衆院選で公約の目玉に据えたもので、給付が行き渡った後の参院選で「公明の成果」として訴えるはずだった。だが、5万円分を原則クーポン支給としたことに、自治体が「事務負担が大きい」と猛反発。政府は無条件での全額現金容認に追い込まれ、かえって悪印象を残した。
建設工事受注動態統計のデータ書き換えが発覚した国交省は、9年間にわたって公明議員が閣僚を占める。実態解明が進めば世論の批判の矛先が公明に向く可能性があり、再発防止の徹底などで挽回したい考えだ。
また、岸田首相が「敵基地攻撃能力」保有の検討に積極的なことにも、公明は神経をとがらせる。敵のミサイル発射基地などを破壊する自衛のための能力とはいえ、公明内では慎重論が根強く、参院選後に議論を先送りしたいのが本音だ。
日本政策金融公庫の融資に関し、遠山清彦・元公明党衆院議員と元秘書らが検察の捜査を受けていることにも、クリーンさを売りとする党のイメージ悪化を心配する声が出ている。 |
公明党がピンチを迎えています。
衆院選挙の目玉だった18歳以下10万円支給が5万円分を原則クーポン支給としたことに、自治体が「事務負担が大きい」と猛反発。政府は無条件での全額現金容認に追い込まれ、かえって悪印象を残しました。
続いて9年間にわたり公明議員が国土交通大臣を務める国交省で建設工事受注動態統計のデータ書き換えが発覚しました。
書き換えが始まった時期はアベノミクスのスタートと重なる 政府統計をめぐっては18年12月に基幹統計の一つである厚生労働省の「毎月勤労統計」で不正が発覚し、野党は国会で「アベノミクスのためのデータのかさ上げ」と批判した。ただ、ここでの不正な統計手法は04年から始まっていた。
書き換えが始まった時期は、安倍晋三元首相の政権がスタートした12年12月に近い。安倍元首相が掲げたアベノミクスは、大胆な金融緩和、機動的な財政出動、民間投資を喚起する成長戦略による「3本の矢」で構成された。
同時に自民党が掲げたのが、「国土強靭化」。11年3月の東日本大震災の惨禍も冷めやらぬ中、巨大地震や大規模な水害などに備えるとして、公共投資を増加させた。
ただ、建設業界の人手不足による入札不調で、自治体が公共事業予算を十分に執行できない事態が発生した。14年には麻生太郎財務大臣(当時)が各省庁に、13年度補正予算の確実な執行を促すと表明したこともあった。
15年には当時の安倍首相が「GDP600兆円」の目標を口にしたように、金融緩和だけでなく、公共事業の執行を含む財政出動によって経済活動を活性化し、建設投資やGDPの増加を目指す政治的な意向が、政権によってはっきりと示されていたことは間違いない。 一方で、いわゆる「森友問題」をめぐる財務省の公文書改ざん事件もあり、安倍政権の意向を忖度して公的な文書やデータが改ざんされる可能性があったのではないか、との政府や行政、そして官僚機構への不信感は残っている。 政府は、GDPの算出への影響は軽微だとしている。しかし、たとえ軽微であっても、こうした統計はGDPの算出以外にも幅広く用いられるし、行政への信頼を失墜させる行為である。 |
2016年の「森友問題」も国有地売却ですから国交省もかかわっています。
さらに、公明党の衆院議員だった遠山清彦元財務副大臣(52)が、違法に融資の仲介をした疑いが持たれています。
Q4 借入申込をしてから、融資が決まるまでにどれくらいの日数がかかるのでしょうか。 A4お申込みいただいた後は、迅速に対応させていただきます。ご融資が決まるまでの平均所要日数は2週間程度(土日、祝日を含む。)です。ただし、ご融資の条件などによっては、多少日数を要する場合もあります。お急ぎの場合などくわしくは、最寄りの支店窓口にお気軽にご相談ください。 |
通常、融資が決まるまでは平均で2週間とあるのに、翌日に決まるとは早すぎます。
遠山清彦元財務副大臣(52)はキャバクラにいってキャバクラに政治資金で支出していたとして2021/2/1議員辞職しています。
しかし、「違法な融資の仲介」が本丸だったようです。
仲介を受けた会社関係者が、金融公庫側に「遠山事務所側から話は通ってます」と言われ、担当者と面談した翌日に、融資が決定したことを明らかにしています。
金融公庫も、翌日に融資が決定できるなら、みんなそうしてあげなさいよ。必死の思いでお願いに行ってるんですから、そっとも必死で仕事しなさいよ。
財務副大臣在任中の遠山氏は2019年9月~20年9月、「300社ほどの企業に日本政策金融公庫の窓口を紹介した」と話し、当時の秘書が借り手側に公庫の担当者を紹介していたことを認めています。
公明党といえばクリーンな政治が売り物だったはずです。
長きにわたり政権内にいると、濁ってくるのでしょうか?
やっぱり朱に交われば赤くなるんでしょうか。
信頼できる政治家っていないのでしょうか?
まったく何やっても良いと思ってるみたいですよね。
そのうちだれも言うこと聞かなくなっちゃうよね。
つまるところ政治家はみんな政治屋になるんでしょうか^^
したっけ。
自分たちは特権階級だと思ってるんでしょうね^^
したっけ。