ドクダミ(蕺草) ドクダミ科 ドクダミ属
学名:Houttuynia cordata
別名:ジュウヤク(十薬)
花期:初夏 6~7月
別名:シフキ(蕺)
梅雨時になると、いたるところでこの白い十字の花、ドクダミを見かけます。
うす暗いじめじめした森の道などで出会うと、なぜかほっとする花です。
独特の臭気があり、嫌う人もいますが、私は嫌いではありません。
ドクダミの匂いのもとになっているのは「デカノイル‐アセトアルデヒド」という物質で、ある種の細菌やウイルスの活動を抑える力があるのだそうです。
傷やおでき、止血、風邪、便秘、高血圧、冷え性、蓄膿症などさまざまな症状に効果あると言われ、古くから民間療法の万能薬として用いられてきました。
子供の頃、転んですりむいたときなどこの葉を揉んだり焼いたりして傷口に張ったり、お腹が痛い時は煎じて飲んだりしませんでしたか?
ドクダミの名前は、「毒痛み」とか「毒溜め」がなまったものだと言われているようです。
こんなことから、別名「十薬」とも言われ、俳句の季語にもなっています。
十分に陰干しすることで,匂いは全くなくなるそうです。このような状態のものが漢方薬で用いられる「十薬」なのだそうです。
さてここで問題です。ドクダミの花は何色?
白ではありません。
白い四弁の花のように見えるのは、実は総包片。
その上の黄色く見えるのが、通さ花の集まりです。
花びらはありません。
したっけ。
花は白じゃなくて、真ん中の黄色い部分なんですね~?
そうですよ。真ん中の突起に小さい花が沢山付いています。ぶどう棚の下に虫除け代わりに生えています。
したっけ。
漢字が読めなくて、「あら~ドクダミによく似てる~」
って思いながら読んでいました^^/
ドクダミの花、私も好きです。
こちらでも、あちこちに見かけます。
白い花がかわいいですよね!
でも、花びらではないのですね(^_^;)
そうですよね、ドクダミって、十字になっている白いものが
お花かと思いがちですが、そうではないということ、私も
自分のブログにドクダミを載せた時に調べて、色々なことが
分かりました。
色々な発見があって、面白いですよね(^^)/
「蕺草」、読めないでしょう。私だって読めません。何処を調べても「ドクダミ」としか載っていない。漢字はないのか・・・。やっと見つけました。
したっけ。
庭に生えた植物は、みんな調べていますよ。どんな雑草であれ、何らかの発見はあるものです。
したっけ。
ドクダミを嫌う人って結構いるようで除草する人までいますね。確かに臭いですけど、花そのものは可憐ですよね。私は葉っぱを摘んで洗ってから乾燥させてどくだみ茶を作ります。乾燥したままの青いのにお湯を注いでもよいのですが、私はフライパンで煎ってから飲みます。はじめての人は何だこれ!って言いますが、案外慣れておかわりします。でも聞いた話ではベトナムのほうでは、生の葉を生春巻きとかサラダで食べるそうですね。こればっかりはちょっと真似できません。
生のままはチョッと・・・。
乾燥させれば臭いは消えますがそれでも飲みづらいです。
したっけ。