年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

初夢うり

2012年01月25日 | 築地市場にて
旧暦の元日が今年は1月23日に当たるので初夢は24日になるのだろうか。幕末から明治初期に画家にとって、年末年始にお金を稼ぐ手段として縁起のよい七福神の絵を頼まれることが多かった。河鍋暁斎の七福神の絵が多い。年末の書画会でリクエストに応じた結果ともいえる。今は音楽家の年越し資金稼ぎのためのベートーベン第九コンサートのようなものである。
 初詣に行く人達の願いを福の神はどこまで聞いてくれるのだろうか。築地の波除神社の音とカラスの鳴き声がしみる、築地市場のいつもの正月風景。
 市場内でフォークリフトの音がするので見ると山のような発砲スチロール。休市とはいえ人は動いている。今年は家族の絆とかで家で食事をすることが多いという。
 江戸時代には初夢売りという商売があった。宝舟に乗った七福神の絵が多かった。
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