築地市場内の小口の取引を主な仕事をしている銀行の支店長が年末の挨拶にきた。どうやらまだ具体的な移転の日程は知らないようだ。こちらの方針として豊洲市場が完成してから、下見をしてそれから移転の設備を考えると伝えた。簡単に言うと青果は屋根さえあれば何とかなる。ただ水産は衛生の点でそうは行かないだろう。
日程が決定するまで動いても建築には知識の少ない築地の人にとって設計図を読めない人にとっては考える必要が少ない。建物が完成し、下見をしてから動くしかないように思える。
様々な儀式ともいえる法的な諸問題をクリアしつつ一日があっという間に過ぎ去ってゆく。