年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

値上げの春へ ショウガない

2014年12月27日 | 築地市場にて

値上げの春へ

為替が1ドル120円台で安定してきたようだ。銀行の人達の予想も円高の声は聞こえない。原油の安さが気になるが中国原料頼み漬物原料では中国農民の生活向上によって産地の価格が下がることはないだろう。為替が円安では値上げをしなければいけないようだ。節目の100円を越したら低価格漬物の魅力がなくなるので当分は量目を減らして対応するが消費者に目くらましが通じるのだろうか。回転が悪くなる中国産漬物製品も輸入量が減り欠品も増える。いくら賞味期限が長くても回転が悪ければ取り扱い店舗がへる。タイ、中国が原料産地となっているショウガはインド景気の好調とインド国内の天候不順によって、インド人が安定して生産している中国に買い付けに向かっているという。日中関係で産地情報を交換していた時代は終わりつつある。

 ショウガ漬けの販売価格を見るとバブル期の値段になりつつある。

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