年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

金利が普通になる日

2025年01月23日 | 宅老のグチ
長い間のゼロ金利というのが終わる日が来る。日本の住宅ロ-ンで金利を考えなくてよかった。中小零細企業の従業員だけその超低金利の恩恵を受けていなかった。それが終わる。そしてインフレがやってきてそれぞれの対応力となる。
 住宅ロ-ンのニュ-スで50年ロ-ンと言うのがあって、月々の支払いが1万円ほど少ない。金融機関も長期間の金利が入るということを言っていた。ところがニュ-スの内容を見ていると、地方の木造住宅のロ-ンである。自分が見聞きする中で、アメリカでは木造住宅でもリフォ―ムが良いと、購入時より値上がりしていることが多い。ところが日本では木造住宅の税務上の価値評価が22年となり、不動産取引では古家アリ物件となり、更地の固定資産税の節約のため、空き家が残っている。その空き家は町の風景を劣化させる。木造住宅で中古物件が値上がりする例はあったのだろうか。
 不動産バブルの本質は希少性から来る先高感とそこからもたらせる富裕感、その富裕感が消費を拡大させる。日本では平和ということで急速に出生者数が減り、医学の進歩で病死者が減る。人口ボ-ナスで家計に余裕ができ、消費拡大した。この前例を近所で見聞きした東アジアの国が日本の欠点を回避し、急速に発展した。今前例となった日本の優位性が消えつつある。
 多くの不動産関係の議論で持ち家か借家かの論争がある。日本では少子の問題が解決の見込みがないのでいずれ国家による不動産の管理となる。全ての不動産所有者が負け組となる。日本は災害多発国で建築物が高価となる。いまは日本という目に見えない壁で異国人の入国制限となっているが、スマホ翻訳の同時性と正確性が進歩すれば壁は消え、ゴミだらけの観光地となる。
 資源の無い、年寄だらけの日本が観光ゴミで汚染されれば動画で日本観光は十分ということもありうる。
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