久しぶりの心斎橋。新生「そごう」も始めて。
お目当ては大丸百貨店前の画廊で開かれている馬川晴美さんの個展。
器2点を購入して、先生とも話が出来、上機嫌。
午後からの打ち合わせを前に腹支度。
大丸の8階に店を構える「味吉兆」へ。
味吉兆は大阪、いや日本を代表する料亭。
本店は敷居も値段も高くて私の範疇ではないが、デパートの中なら
手軽に味わえる。松花堂を注文。
まずは向付が運ばれてきた。料理の説明がない。
聞くと、慌てて確認に走る仲居さん。あれれ、らしくないなぁ・・・。
次に出たのがこの汁わん。
蓋を開け、思わず声が出た。
なんとまぁ繊細かつ野菜たっぷりの汁なんだろう。
エビしんじょが2つ、それを隠すかのように千切りの野菜は、しいたけ、京人参、
うど(?)、緑のはせり・・・か?
柚子の香りと共に頂く。
きんきんに冷えた器に氷。
その上に盛られた、鯛と鮪。
鮪は好きじゃないけど、2切れ
ほどなら問題なし。
鯛はよく活きていました。
ここまでは満足、満足。
松花堂とご飯がきました。
うん・・・??
期待した味ではない。
もう少し、薄味で甘みがあってもいいんじゃない。
どうも、塩辛い。
ごはんがいただけません。
ふつーの旅館でも、もっとおいしいご飯が食べられるし、我が家のご飯の方がずっとおいしい。
Tさんは、「味吉兆」を誉めるけど、私は「花外楼」に軍配を上げる。
「おいしいよ」コーナーに載せたかったけど、ちょっと無理かな?