松崎を後にして、沼津とは反対に南下します。
目的は、松崎から車で20分ほどの「天神原植物園」。
「ささゆり」が見頃を迎えているようです。
雨が降ったりやんだり。
登山のグループが雨やどりなのか、受付の建物の中で弁当を広げている。
デジイチ、雨に濡らしたくないので、コンデジだけを持って植物園の中へ入って
行くが、霧にけむる木立の中にひっそり咲く「ささゆり」を見、美しい、
これはデジイチで撮りたいと、車へデジイチをとりに行った。
今年の開花は、1週間ほど遅れている。
開いている花より、蕾の方がだんぜん多い。
ここ、天神原植物園は、個人経営の小さな植物園。
元々、この地方にたくさん咲いていたささゆりが年々減少していくのを
目にされ、長年かけて増やし現在3万ほどにまでなっている。
他にも野の花、山の花が1500種以上植えられ、季節ごとに楽しむ事が出来るようだ。
山あじさいも多種。
雨が本降りに。
ダンナが傘を持って来なかったので、仕方なく相合傘。
デジイチを労わりながらシャッターを切る。
花がそんなに好きな訳ではない。
デジイチを持ってから、花に目を向けるようになった。
でも、好きな花は・・・?と、聞かれたら「ささゆり」だろう。
大きな木のあじさいは、イワカガミ。
傘があれば、もっとゆっくりしたかった。
入り口の受付棟では、ご主人が打つ手打ち蕎麦が食べられる。
お腹がすいていなかったので、これは、次回来る時のお預け。
コーヒーが自由に飲めるサービスがあり、嬉しく頂く。
山野草の苗木が売られ、作者は分からないが陶器も売られていた。
訪問の記念に四角い皿を一つ買う。
受付の美しい女性の笑顔は忘れられない。
きっと、又、来るだろう、来たい・・・そう思わせる、植物園でした。