昨年の10月、東北紅葉旅の際、泊まった鶴亀荘。
記憶も薄れがちだけど、いい宿だったのでアップしなくちゃ。
左手の青い屋根は混浴の共同浴場。
右手の建物が、湯倉温泉の一軒宿「鶴亀荘」。
料理がおいしいという事でかねてより泊まりたかったが、やっと実現。
玄関を入ると、いい感じの広々としたロビー。
ここは食事処にもなるようで、2階の部屋の人達かな?ここで夕食も食べていました。
左手はフロント。
部屋は川に面した1階の部屋。
テレビの横は冷蔵庫。
トイレはなかった・・・と、思う。
部屋に置かれたガムテープが大活躍。
そう、カメムシを何匹やっつけた事か・・・。
女性用の風呂は小ぶり。
こちら男性用。
男性用には川を望める露天風呂がついている。
風呂は時間によって男女交替になったが、いつ交替したのか?覚えていない。
多分、夕食後だったような・・・。
1階の私たちの夕食は部屋で。
カリン酒の食前酒で始まり、先附は会津産ピオーネで作られた「ぶどう豆腐」。
見た目も美しい前菜。
左手前は「大根寿司」、グラスの中は、「わさび菜ごま和え」と「もってのほか」。
「栗の渋皮煮」、くんせい玉子、梨チーズ・・・。
和歌山紀ノ川産子持ち鮎の塩焼き。
牛肉、柿、梨のミルフィーユ仕立て。
栗ごはんとキノコ汁。
秋の味覚いっぱいの夕食に大満足。
デザートはりんごのチーズケーキ、紅茶のジュレ添え。
こちらは朝食。
1階の窓から眺める只見川。
味良し、湯良し、人良し・・・大満足の鶴亀荘。
季節を変えて又泊まりたいけど、やはり10月20日前後の紅葉の時が一番かな?
国道252号線を小出へ出るが、この道路、スノーシェットやトンネル、カーブが多い
山岳道路に近いが眺めは抜群。
新潟、福島県境辺りに建つ「六十里越峠開道記念碑」。
昭和48年開通のこの道路、「六十里越雪わり街道」の愛称をもつ。
会津と新潟を結ぶ悲願の道だったようだ。
この六十里越の峠道は、冬季通行止めになり全線開通するのは5月15日過ぎ。
あいにくの雨天だったが、晴れていれば素晴らしいだろう田子倉湖の眺め。
JR只見線は2011年7月の豪雨で大きな被害を受け、いまだに会津川口~只見間は
復旧の見込みもついていない。
全線復旧するには4年の歳月と85億円の費用が見込まれているが、只見線の
旅客運輸収入は年間2億円にも満たない。
果たして復旧されるだろうか?
2008年の冬、小出から会津若松までこの只見線に乗り、実に美しい雪景色を楽しんだ。
乗っておいて良かった。
いつまでも有ると思うな親と金と・・・。