夕食は18:00過ぎに別室に用意された。
昼食が遅かったので、もう少し遅い時間にしたかったが、この日の宿泊客は私を含めて2組だけで、
宿としては夕食時間を合わせて欲しかったみたいです。
もう一組は木彫りの作品が並ぶ喫茶室での夕食だった。
う~ん、どっちがいいかな?
きっとこの和室の方が落ち着いて食べれるだろう。
もっと宿泊客が多い時は、朝食を食べた食堂かもしれない。
いきなり岩魚の骨酒が出てきて驚く。
えぇ~、こんなプランだったんだ。
2人で一椀だけだが、お酒はたっぷり。
おかげでアルコールは注文しなかった。
味・・・?正直なところあまり頂く事がないので分からない。
ピンボケですが、たっぷりの牛肉。
出来上がり。
肉は柔らかくておいしいが、たっぷりかかった味噌でからい。
味噌で調理するのは味噌汁ぐらいの我が家、この味噌は塩からい。
お品書きはないし、こちらから聞かないと何なのか分からない。
それでもいい、おいしいから。
どぶろくの食前酒。
茶わん蒸しもおいしいし、ぜんまいの胡麻和えは珍しい。
笹にくるまれた鱒の手毬寿司。
刺身もあったが、これは見れない程ひどい手ぶれで・・・。
そばがきだぁ。
おぉ~、このそばがきにぴったりの器だわ。
エゴマの甘いたれがかかっているが、ちょっと甘過ぎる。
岩魚の塩焼きは新鮮で身ばなれ抜群。
うん?天ぷら冷え冷え。
蕎麦が出た。
かなりお腹いっぱいになっているのでおいしいかどうか?
き~んと冷えたコシのある蕎麦でした。
蕎麦つゆがたっぷり、多過ぎてもったいない。
お漬物の赤カブおいしかったです。
デザートのイチゴのヘタをつまんで食べようとしたら、ころころころりん。
ヘタの部分に切り込みが入っていた。
こんな細工、初めて。
朝食は8:00~食堂で。
奥の方になにやら並んでいる。
うわぉ~、古いラジオのコレクション。
ニジマスの一夜干し、頭からガブリ、おいしかった~。
源泉で炊いたお粥を最初に頂く。
う~ん、苦手なドロドロのしっかりしたお粥。
一口目、硫黄の香りがぷ~んと。
お粥は雑炊のようなしゃばしゃばなのが好きなので、こんなにしっかりしたお粥は辛い。
でも、これがお粥でしょう。
食後にコーヒーは出ない。
総じて味付けもよく(味噌は濃いかったが)、この料金の割りにはいい食材が提供されていて、文句はない。
天ぷらの冷え冷えは残念だったが、山菜の季節には山菜の天ぷらが食べられるみたいですよ。