風呂は遠い。
女性用は部屋のフロアーから階段を2階分下りて。
男性用は食堂近くから延々と歩き、階段を下りて・・・と、男女で風呂場は離れている。
そして男女が入れ替わる事はない。
風呂は23:00までと、朝は6:00~。
女性用の脱衣室。
アメニティはなく、ドライヤーは浴室にあるだけで部屋にはない。
加温された源泉に満たされた大きな湯船。
露天風呂はない。
浴室からも大洞川が見える。
部屋の真下だから当然か。
湯は41度ぐらいかな?ゆっくりと浸かってられる。
炭酸水素塩が2953.4mgと多いせいか、浴感はかなりつるつるで気持ち良い。
入浴目線で脱衣所方面を見ると。
右手前の板の下から熱い源泉が注がれる。
湯船の底には砂状の物が結構沈んでいる。
二組の宿泊客だったので、風呂は一人で貸切状態。
湯温も高くはないので長く浸かってられるが、風呂から出て体を拭いている時は寒いが、暖房の効いた部屋に戻ると暑くて。
保温効果の高い湯だわ。
床は析出物で茶色くなっているが、男湯ほどの厚みはない。
カランはあまり見かけないもので、慣れるまで少々時間がかかった。
こちらは男湯の脱衣所。
う~ん、女湯の浴室もいい感じだったが、こっちの方がいい。
床も析出物でコーティングされている。
そして奥にもう一つの湯船がある。
男湯にだけ源泉風呂がある。
相方、浸かってみたが冷たくて。
暑い時なら交互入浴が楽しめるだろうが、今の季節かなり厳しい。
最初は足だけ・・・から始め、なんとか全身浸かるが、玉川温泉の源泉風呂に浸かってるようなぴりぴりとした痛みを感じたらしい。
源泉温度は8.6度だが、実際はもう少し高く感じたようだ。
源泉名:あけぼの泉 温度:8.6度 湧出量:5.1L/M PH=6.11
この湧出量の数字は少な過ぎるように思うが。
Na=1242.5 K=48.1 Mg=15.6 Ca=148.7 Fe2=10.7
Cl=1062.7 HCO3=2953.4 CO2=1548.3
成分総計:7249mg/Kg の 含二酸化炭素-Na-HCO3・Cl泉。
結構な濃い源泉です。
湯屋温泉にはいくつかの源泉があり、各宿もそれぞれ違う源泉との事。
以前泊まったニコニコ荘前の飲泉所の源泉は桃原館3号泉。
ニコニコ荘前の飲泉所。
湯屋温泉では3軒の宿に泊まっている。
私的に評価してみると。
風呂:泉岳館>奥田屋>ニコニコ荘
料理:奥田屋>ニコニコ荘>泉岳館
部屋:泉岳館>ニコニコ荘>奥田屋
料金:奥田屋>ニコニコ荘>泉岳館
と、いうところでしょうか。
選びにくい?
私がもう一度行くとしたら奥田屋かな。