串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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まつつるの食事

2016年08月29日 | 宿-関西

 まつつるの食事は、朝・夕共に玄関脇にある食事処でいただく。

   

   

 残念ながら足は下ろせない。

この日は3組だけだったが、満室ともなればここは狭い、どうするのだろう?

と、心配したが別に広間があり、少し人数の多いグループなどはそちらで。

セッティングされた食卓。

自家製梅酒の食前酒。

う~ん、食べ物の上に覆いが欲しい。

 どれもおいしそう。

さすがにオーベルジュと名乗るだけあって、一般的な旅館食とはちょっと違う。

 献立表には 白和え とあるが・・・?

真ん中、つる紫の下にチーズを効かせた白いものが見えた。

湯がいたつる紫に少し乗せて頂く。

つる紫、苦手な野菜だが、少量なのと丁度良い茹で上がりに、つる紫おいしいじゃないの。

弥栄産のイチジクとピオーネ添え。

夏イモと淡路島のタマネギのすり流し。

夏イモってジャガイモの事・・・?

じゃがいもベースのようだったけど 。

中にトマト、ズッキーニ、三度豆などが入った冷製スープという感じ。

刺身は炙ったサワラ、カジキマグロ、スズキ、それに大きな甘エビ。

渦巻き大根などのあしらいもお洒落。

創業から10年目なんだ。 

鍋の中身は、自家製塩麹をまぶした但馬ポーク。

 トマト、ゴーヤ、白い茄子添え。

出来上がりはこれ!

塩麹、いい味出します。

オーナーシェフ曰く万能らしい。

料理もこのオーナーシェフが運び、先に出した料理はどうでしたか?と、聞かれる。

よく働くご主人だと、夫婦で感心した。

宮津産カマスの塩焼き。

ふっくら焼けていておいしい。 

ベールをかぶったものは・・・? 

イチボという牛の尻尾近くの希少部位の石焼き。

ポン酢、ワサビ、藻塩(?)で頂くが、これが柔らかくて口の中で溶けてしまう感じ。

    

 左のおしのぎは、桑の葉とコシヒカリで作られた桑米麺の冷製。

桑米麺なんて初めて食べた。

丹後の特産品らしいが、そうおいしいとは思わない。

普通の蕎麦でいいかな。

右はスズキの揚げ出しに賀茂ナスや甘長唐辛子などの野菜とあんかけ。

    

 背の高いグラスには、メインの白バイ貝、白茄子、わかめ、長芋、赤オクラ、水菜などの野菜に土佐酢ジュレ掛け。

名付けて白バイ貝のシャンパン盛り。

はぁ、料理がおいしいのでアルコールも進む。

外人の杜氏さんが作ったアイスブレーカーという日本酒がおいしい。

これをロックで呑んだ。

〆はトウモロコシの炊き込みご飯。

デザートは人参とリンゴジュースの白ワインジュレ。

中に西瓜、メロン。 

はぁ、食事は大満足。


 朝食は8:00~、昨夜と同じテーブルで。

松花堂 のフタを開けると・・・。

万願寺唐辛子の焼き煮、小松菜のおしたし、出し巻き卵、冷奴は藻塩で、サラダにヨーグルト。

焼きたてのカレイの一夜干し、味噌汁、お漬物、それに銀しゃり。

このご飯にびっくり。

夕食は炊き込みご飯だったのと、結構酔いが回っていたので気づかなかった。

粒が大きく、ピカピカ。

固くも柔らかくもなく丁度良い炊きあがり。

久しぶりにおいしいと思うお米に出会った。

契約農家から仕入れる丹後のコシヒカリ

あまりにおいしかったので、3キロ買って帰る。

来月には新米が出回るらしいので、在庫処分に協力した・・・かな。

朝も夜も食事には旬の野菜が多く使われ大満足。

献立表の食材には地元周辺の地名が並ぶ地産地消、立派です。


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