串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

対馬観光-3

2019年01月17日 | 旅-九州・沖縄

2018.11.21 今日は大阪へ帰る日。

対馬出発は16:40の飛行機なので、結構時間はある。

 

 西山寺をチェックアウトしやって来たのは、
対馬藩の御用舟を係留したお船江跡

1633年に造成された堤の石組みは当時のままらしい。

江戸時代、水辺の藩はいずれも藩船を格納する施設を
設けていたが、その遺存例が乏しい現在、日本の近世
史上貴重な遺構である・・・と、案内看板に。

どこかでもこういう遺構を見た事があるが、どこだったかなぁ?

 駐車場が見当たらなかった。

違う方向からアクセスすれば、どこか車を停める
所はあったかもしれないが。

桜の木がたくさん植わっていた。

桜の花が彩るお船江跡を見てみたい。

                    

 厳原の中心地へ戻って、宗家の墓所である万松院へ。

 地衣類に覆われた石柱の上に諫鼓(カンコ)有り。

閑古鳥の語源になったみたい。

杖がたくさん置いて有り、一つ拝借。

 百雁木(ひゃくがんぎ)と呼ばれる石段を上がる。

130段以上あったかなぁ・・・?

蹴上が低いので案外楽に上がれた。

両側に灯篭が立ち並ぶ。 

毎年10月に行われる万松院まつりでは、
この灯篭にローソクが灯る。

1615年に2代目の対馬藩主宋義成が、先代の父宋義智(そうよしとし)
の菩提を弔うために建立され、日本三大墓地の一つとされる。

日本三大墓地とは、金沢の前田藩墓地、萩の毛利藩墓地
それに対馬のここ万松院をさすらしい。 

 

境内には樹齢1200年ともいわれる杉が3本。 

3本はちょっとあやふや。

 杖は下りる時に有効だった。

杖でちょっと押せばたおれそうな灯篭。

聞くところによると、かの国の人達が横一列になって
百雁木を上がり、話に夢中になって灯篭を倒す事が
しばしばあったらしい。

起こすのにレッカー呼んで、その都度費用が発生。

困った観光客だが、日本人よりずっと観光客は多い。

そのお蔭で対馬は潤っているのでは?

いいえ、お金は落とさない・・・との事。

日本人、もっと対馬へ行きましょう。     


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