橋の下を流れるのは日高川。
橋を渡ると龍神温泉の駐車場。
萬屋さんは温泉街の入り口にあります。
温泉街といっても数軒の宿が並ぶだけ。
その一番奥に、立ち寄り温泉の元湯があります。
ここは素泊まりで泊まれます。
元湯の入浴料金は800円。
へぇ~、公衆浴場なのにえらい高いなぁ。
紀州の殿様も訪れた上御殿。
国の登録文化財に指定されている建物です。
寛永16年(1639年)徳川家康の第10子頼宜公が紀州藩主となった時、格別、温泉を愛でた為、
この地に藩費でこの館を建て、管理を龍神家に任せ、殿様専用の宿として使われ始めた。
廃藩置県後は一般の宿として営業し、明治17年、大火によって消失するが、翌年再建され現在に至る。
平成11年、紀南初の登録文化財に指定された。
以上は宿の前の案内文から。
と、いう事は明治18年に建てられたので、今年(2022年)で、築136年かな。
早朝、1階の廊下に雨戸が入っていた。
上御殿の横は有軒屋、下御殿、元湯と宿が続く。
元湯を入れて7軒の宿が並ぶが、うち2軒は既に廃業。
有軒屋さんのきれいに掃除された玄関。
突き当りの元湯は、朝の7時から営業。
コテ絵かな?
コンクリート絵でしたが、よく出来てるなぁ。
吊り橋が架かってます。
これを渡れば旅館さかいさん。
渡りかけましたが、揺れるし、板は薄いし・・・引き返しました。
はぁ、すっかり軟弱者。
チェックアウト後、わかやまリフレッシュクーポンを使おうと季楽里龍神に寄りました。
大きくきれいな公共の施設。
客はこの施設を選び、龍神温泉街にある宿へは泊らないのかしら?
もしかして龍神温泉街の寂しさは、この施設にも一因があるのかも・・・と、思ったり。
又、高野山を抜けて帰りました。