木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

散歩時は雨上がり、高湿度、気温20℃。

6日ぶりのロード練習に出ましたが、暗闇で光る下水道の鉄蓋や

白線が滑りそうで怖かったですが、無事終了。

さて、当地方はいっこうに秋らしくなりませんが、

コーヒー豆焙煎始めてみませんか?

必要な道具と費用は

直径220㎜の銀杏炒りのざる、3000円前後、

ざるの開口部を閉じるクリップ、これは50㎜前後が具合良いです。

4個で200円くらいかな?

直径155㎜、

高さ175㎜の空き缶、これは確か業務用トマトソースが入っていたもの。

以上なので、初期投資は4000円とかかりません。

ただ、最近の家庭用コンロでは、鍋を置かずに火を燃やすという事が

安全装置が働いてできません。

また、もちろんIHの方も、その場合はカセットコンロが必要になります。

肝心の生豆ですが、私は広島県呉市の「コーヒー流通センター」というところから

業務用10㎏を4種類、まとめ買いして、常温で保存しています。

ほぼ、1年半で使い切りますが、その間に腐れとかカビ、風味の低下は

まったくないと思っています。

その豆もあと1月くらいでなくなります。

昨今のインフレ、コーヒー豆を直撃しているので、

次回の購入がちょっと気になります。

さあ、焙煎を始めましょう。

今回はコロンビアとスマトラ、各350gです。

流通センターの豆は精選されているので、「死に豆」や小石、ごみはありません。

なので、ピッキング(豆の選び抜き)は不要です。

ざるに入れて、クリップでふたを閉じます。

コンロの五徳に空き缶を載せ、その上にざる、火は強めです。

絶えずざるは小刻みにゆすり続けますが、30秒内に5秒間の静止時間を取ります。

3~5分で、豆が一瞬、青みを帯びます。

この色の変化は焙煎の楽しみです。

また、この頃から2~3分はさかんに(そうでない時もある)豆の薄皮(チャフ)が飛びます。

10分過ぎると徐々に色づきます。

豆が熱でだいぶ膨張してきたのが、写真で見えますか?

間もなく「一はぜ」がパチ!パチ!と聞こえます。

さあ、ここからは集中!

豆の色の変化、におい、そしてチ!チ!という「二ハゼ」の音を

聞き逃さないようにします。

煙が立ってきたら間もなくfinishです。

豆の色むらをなくして、二ハゼの音がどれくらい聞こえたら火を消すかは自分の判断です。

二ハゼが聞こえないこともあります。

焙煎時間と仕上がり重量はいつもメモしていますが、

時間はきせつによりまちまちであてになりません。

この辺で火を止めましょう。

この後、豆を少し大きめのざるに移して、2つのざるを往復させて

チャフを除きます。

扇風機の強風で5分ほど冷ませば出来上がりです。

本によると生豆の80%重量が仕上がりとあります。

350gに対して、280gになりますが、私の場合これでは炒り過ぎです。

私の狙いは290g+-2gです。

計量してみましょう。

スマトラ288g、ばっちり!

コロンビア286g、惜しい!でも、おいしい!

そう自家焙煎はおいしい、そして、安い!

よく焙煎を神格化したりするものがありますが、

御覧のように手振り焙煎に関しては、むずかしいことは何もありません。

ロースターなどの費用も掛かりません。

10~20回ほど焙煎すれば、ここに書いてあることは実感できます。

会得できます。

始めてみませんか?コーヒー豆焙煎?

それでは今日も元気に行きましょう。

 



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