木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



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おはようございます。

前線の停滞で雨が降ったり、止んだりのはっきりしない天気です

昨夜は10時半に帰宅したのですが、その後1時半まで選挙速報を観ていたので、

朝の散歩はつらかったです。

もちろん、その後二度寝です。

政治の話はしませんが、国民をなめたらいかんという事だ思います。

さて、昨日は金木犀の木の脇に馬を並べ、金曜日に墨付けした新たな馬の加工をします。

大工仕事の基本が詰まっていて、これをいくつも組み合わせたのが

家の構造材の加工です。

ノミを使い、穴を掘り(といっても角ノミが大半を掘り、)穴をきれいに仕上げます。

穴を掘るのは家で言ったら、土台や梁・桁の横架材になります。

ノコギリを使って、ほぞの墨を半分残しながら

縦引きのこで切って、胴付きの部分は丸ノコで切ります。

家で言えば柱の加工です。

薄曇りですが、ノコ引きはちょっと汗をかきます。

あっという間にお昼です。

野菜炒めと長ネギとわかめのみそ汁です。

昼食を取ったら、森のカフェ・リトルハートさんで一服ですが、ゆっくりはしません。

秋の夕暮れが早いのと、夕方から雨降りという天気予報があるからです。

午後は柱のほぞの面取りをカンナでします。

柱は上下に90度に直交したほぞがついています。

1本を加工するのに約20~25分、このへんを速くしたいのですが、それがなかなか。

6本半を刻んでいる途中の4時半に雨がポツリと降り始めました。

急いで、材料、道具を主屋にしまい込みます。

しかし、作業はこれで終わりではありません。

土台の部分を軽トラに載せて、工房に向かいます。

土台の一部をすき取って馬の安定を良くします。

最初はこの横切り盤でやっていたのですが、とっても時間がかかります。

そこで昇降盤ですき取ることにします。

これは油断するととても危険な作業なので、慎重に。

次はバンドソーで上端の角を大きく丸みを付けていきます。

6時を回ったので、今日の作業はここまで。

作業自体はどれも楽しいですが、もう少し速くできればと思います。

さあ、今から8週間ぶりのサルコの定期検診です。

それでは今週も元気に行きましょう。

 

 



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