東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

晴れ男、九州へ~①雨に勝つ

2008年06月20日 09時30分08秒 | 美味しい話
羽田空港でビールを飲み干すと、搭乗時間である。これから二時間弱のフライト。事前に福岡・熊本の週間天気予報を調べると滞在中は連日雨で、前日には大雨注意報が出ており、家族は天候を心配していたが、元々晴れ男の私は大した気にもしていなかった。

19時前に無事到着。空港から外を見る。どんよりとした厚い雲の間に夕陽が差し込む。誰に対してでもなく「だろ?」と得意げに微笑む。慣れた足取りで地下鉄に乗り込み、常宿のホテルに一番近い出口付近の座席に座る。数分もすれば「中洲川端駅」である。地下から地上に出ると一年ぶりの福岡の街が目の前に広がる。

「帰ってきたぞぉ~」

ホテルにチェックインをして、事前にリクエストしていた「那珂川が見える部屋」に荷物を置いて一服する。少しの休憩の後、通い慣れた繁華街を歩く。来月開催される祇園山笠の準備が所々で始まっている。間もなく博多にも夏が来る。

この夜は10回目の福岡で初めて「うなぎ」を食べた。老舗風の店内に入り、注文をすると最初に皿に「たれ」が出て来た。???この店(福岡?)のうなぎは東京と少し違っており、うなぎをたれに付けながら頂くそうで、ご飯とうなぎは別々に出てきた。吉牛で言えば「牛皿」って感じである。ふっくらとしたうなぎを食し、英気を養う。あとで知ったのだが、この店の創業は明治6(1873)年とかなり古く、土用の丑の日には店の前に長蛇の列が出来る名店だそうだ。

福岡うなぎを堪能し、店を出てもやはり雨は降っていない。再び呟く。「だろ?」と・・・

有限会社やな瀬不動産

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