羽田空港でビールを飲み干すと、搭乗時間である。これから二時間弱のフライト。事前に福岡・熊本の週間天気予報を調べると滞在中は連日雨で、前日には大雨注意報が出ており、家族は天候を心配していたが、元々晴れ男の私は大した気にもしていなかった。
19時前に無事到着。空港から外を見る。どんよりとした厚い雲の間に夕陽が差し込む。誰に対してでもなく「だろ?」と得意げに微笑む
。慣れた足取りで地下鉄に乗り込み、常宿のホテルに一番近い出口付近の座席に座る。数分もすれば「中洲川端駅」である。地下から地上に出ると一年ぶりの福岡の街が目の前に広がる。
「帰ってきたぞぉ~」
ホテルにチェックインをして、事前にリクエストしていた「那珂川が見える部屋」に荷物を置いて一服する。少しの休憩の後、通い慣れた繁華街を歩く。来月開催される祇園山笠の準備が所々で始まっている。間もなく博多にも夏が来る。
この夜は10回目の福岡で初めて「うなぎ」を食べた。老舗風の店内に入り、注文をすると最初に皿に「たれ」が出て来た。???この店(福岡?)のうなぎは東京と少し違っており、うなぎをたれに付けながら頂くそうで、ご飯とうなぎは別々に出てきた。吉牛で言えば「牛皿」って感じである。ふっくらとしたうなぎを食し、英気を養う。あとで知ったのだが、この店の創業は明治6(1873)年とかなり古く、土用の丑の日には店の前に長蛇の列が出来る名店だそうだ。
福岡うなぎを堪能し、店を出てもやはり雨は降っていない。再び呟く。「だろ?」と・・・
有限会社やな瀬不動産
19時前に無事到着。空港から外を見る。どんよりとした厚い雲の間に夕陽が差し込む。誰に対してでもなく「だろ?」と得意げに微笑む

「帰ってきたぞぉ~」
ホテルにチェックインをして、事前にリクエストしていた「那珂川が見える部屋」に荷物を置いて一服する。少しの休憩の後、通い慣れた繁華街を歩く。来月開催される祇園山笠の準備が所々で始まっている。間もなく博多にも夏が来る。
この夜は10回目の福岡で初めて「うなぎ」を食べた。老舗風の店内に入り、注文をすると最初に皿に「たれ」が出て来た。???この店(福岡?)のうなぎは東京と少し違っており、うなぎをたれに付けながら頂くそうで、ご飯とうなぎは別々に出てきた。吉牛で言えば「牛皿」って感じである。ふっくらとしたうなぎを食し、英気を養う。あとで知ったのだが、この店の創業は明治6(1873)年とかなり古く、土用の丑の日には店の前に長蛇の列が出来る名店だそうだ。
福岡うなぎを堪能し、店を出てもやはり雨は降っていない。再び呟く。「だろ?」と・・・

