おてもやん像を見る頃には友人との合流時間が迫っていた。ただ体はもう汗だらけで不快指数は頂点に達しており、居ても立ってもいられずドラッグストアで汗拭きシートを購入し拭きまくる。少しは快適だ
その後、市電(路面電車)で合流地点まで向かう。だが市電の乗り方が分からず、先頭で待っていた地元の方に尋ねる。「どこで降りても150円で、後方から乗車し、前方から下車」とのこと。電車は5分間隔で発着しているので、すぐに電車が到着する。すると先ほど先頭に立っていた方より後から来た乗客が先に乗り込む。何だ?このシステムは?あっけに取られながら車内に乗り込む。
道路は市電が最優先なので、「そこのけそこのけ市電が通る」状態で、思っていたより早くガンガンと進む。途中ですでに集合場所に到着していた友人から連絡が入るが、待ち合わせの停留所まで果たして何分掛るのか?あと何駅あるのか?皆目検討が付かず返信に困った。(ちなみに友人の話によると熊本県民は市電のことを「電車」と言い、JR線などは「汽車」と呼ぶらしい)
合流後、友人の車は熊本空港へ向かって走る。熊本入りした時に降りたインターを越え、江守徹で御馴染みのドモホルンリンクルの再春館製薬所本社を通り過ぎ、遠くに阿蘇山が見えると程なくその友人の結婚式以来の熊本空港に到着した。いつも一緒に帰っていた友人に見送られるのは何とも不思議な気分で、ビルマの竪琴のように「一緒に帰ろう~」と叫びたくもなる気持ちを抑える。
本当に今回は色々と有り難う!健康に気を付けてお互い頑張ろう!また来るケン!(但し夏を除く)
終日雨の天気予報に「完勝」し、結局自宅に着くまで一度も傘を広げずに帰れた晴れ男の旅だった。ラッキーたい有限会社やな瀬不動産