東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

軍艦島

2009年10月05日 09時34分20秒 | 街の話
国内行ってみたい所は数多くある。自然遺産も素晴らしいけれど文化遺産の方に興味がある。ただ神社仏閣も良いのだが、「石見銀山」「軍艦島」のようにどこか寂しげな町並みが好きだ。

その軍艦島は長崎港から南西約19キロに位置する端島(はしま)の通称で、東西160メートル・南北480メートル、総面積63000㎡。高層パートなどが密集する姿が軍艦に似ている事からそのように呼ばれている。最盛期には約5300人が暮らし、戦後の高度成長を支えたが、エネルギー革命による石炭需要の減少により1974年に閉山した。



長崎市は島の南側一部に約200メートル余りの見学路等を1億円以上欠けて整備し、今春から公開を開始したが、予想を半年で上回るほどの盛況だそうだ。かなり昔にこの軍艦島の事を知った。その時から非常に興味を持っていたのだが、すっかり記憶の片隅に追いやられていた。そして今春一般公開の報道を聞き、何故か望郷の念のような懐かしい気持ちが蘇った。炭鉱の廃墟にはとてもドラマを感じる。栄華と衰退、光と陰・・・祭りの後のような哀愁が至る所に詰まっている気がする。



現在世界遺産への登録に向けて推進しているそうだが、かなり道程は険しそうだ。登録される前に是非とも一度上陸したいものだ。

有限会社やな瀬不動産

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