先代からのお付き合いさせて頂いている女性オーナーさんがいらっしゃる。御年九十歳を超えてもますますお元気で、時々果物を自転車の荷台に乗せてお持ち頂けるのだが、これが持ち上げるとかなり重い。有難い話である。
そのオーナーさんが先日来社された。話を聞くとアパートの住人が勝手に「排水管」を設置したとの事。
は、排水管
オーナーさんは「そんな事されたら困る」とかなり憤慨しており「一度一緒に室内を立ち会って欲しい」との事。いきなり知らない間に設置されていたら、困るよりも驚くであろう。でも頭の中には終始
わざわざ入居者が勝手に排水管を設置するだろうか?
設置したとしたらその目的は何なのだろう?
の疑問がグルグル回り、画像のような配管が頭をよぎる。
すぐに現地で確認したかっのだがその時ちょうど接客中だったので、「では一度室内を立会いしまょう。日時を入居者さんと打ち合わせた上で連絡下さい」と告げて御帰り頂いた。
するとその日の夕方に再度来社され、「いや~不思議な事が起こるものだわね~」から始まる第一声。再度アパートを確認したところ、排水管がすっかり無くなっているとの事。
な、無くなっている
そう言えば数日前に「水道管の設置が悪いから修理が必要云々」と何やら怪しい電話が入っていたそうで「取り付けてはみたものの慌てて取り外したに決まっている」とオーナーさん。予想もしなかった第三者の登場。そうなるとさらに話がややっこしくなる。誰が何の目的で勝手に設置し、そして取り外したのか?
嗚呼~取り外される前に一度見ておけば良かった・・・
有限会社やな瀬不動産