日曜日に開催された日本オープンゴルフ選手権最終日。史上最年少優勝に向け単独首位からスタートした石川遼(18)は出入りの激しいゴルフでスコアを1つ伸ばすだけに留まり、プレーオフの結果、昨年と同じ二位となった。
最後の最後まで死闘を演じ、表情には充実感が浮かんだが、「あのダブルボギーが最終的に大きかったかもしれない」と振り返った6番(パー5)。残り40ヤードからのバンカーショットの第4打。バックスイングに入った瞬間に「カシャー」というシャッター音が鳴り響いた。スイングを中断し、仕切り直したものの「1回目のアドレスより明らかに(集中を)欠いていた」というショットはグリーンを大きくオーバーするホームラン。普段は温厚な遼クンが、珍しく感情をあらわにした。音のした方向をにらむと、いらだたしげに右手で右太ももを2回たたいて、怒りを表現。結局、この1打が響き、5オン2パットと痛恨のダブルボギーに終わった。
もし18歳の私だったら「超うぜぇ~やってられねぇ~よ。あれで負けたようなもんだ。パチパチ撮るんじゃねぇよ」などと悪態をつきまくっていただろうが、彼はもちろん違った。「もしルールが耳に入っていなかったり、初めて観戦された方ならしようがない。でもあれが(ルールを)分かった上での行為だったら、選手として悲しい。優勝して皆さんに言いたかった。マナーを守ってみてくれているギャラリーがかわいそうだ」。18歳でこのような言葉が出るなんてやはり彼はまず人としてスーパースターである。
それにしてもそろそろいい加減にして欲しいものだ。遼クンだって仕舞いには切れまっせ
有限会社やな瀬不動産
最後の最後まで死闘を演じ、表情には充実感が浮かんだが、「あのダブルボギーが最終的に大きかったかもしれない」と振り返った6番(パー5)。残り40ヤードからのバンカーショットの第4打。バックスイングに入った瞬間に「カシャー」というシャッター音が鳴り響いた。スイングを中断し、仕切り直したものの「1回目のアドレスより明らかに(集中を)欠いていた」というショットはグリーンを大きくオーバーするホームラン。普段は温厚な遼クンが、珍しく感情をあらわにした。音のした方向をにらむと、いらだたしげに右手で右太ももを2回たたいて、怒りを表現。結局、この1打が響き、5オン2パットと痛恨のダブルボギーに終わった。
もし18歳の私だったら「超うぜぇ~やってられねぇ~よ。あれで負けたようなもんだ。パチパチ撮るんじゃねぇよ」などと悪態をつきまくっていただろうが、彼はもちろん違った。「もしルールが耳に入っていなかったり、初めて観戦された方ならしようがない。でもあれが(ルールを)分かった上での行為だったら、選手として悲しい。優勝して皆さんに言いたかった。マナーを守ってみてくれているギャラリーがかわいそうだ」。18歳でこのような言葉が出るなんてやはり彼はまず人としてスーパースターである。
それにしてもそろそろいい加減にして欲しいものだ。遼クンだって仕舞いには切れまっせ
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