一時期暗礁に乗り上げかけた「入居者の信用情報データベース(DB)化が息を吹き返しているとの記事が掲載されていた。
DB化の出発点は「家賃滞納を繰り返す入居者のブリックリスト作り」だったのだが、当初各種団体から社会的弱者を民間賃貸住宅から排除することになり「入居差別に採用される」と反対が相次ぎ、設立は難しいと思われていた。
しかしきちんと家賃を支払った「ホワイト」な情報も記録されるので「外国人」や「優良入居者」にとっては職業や国籍などで門前払いされる「社会的弱者」の住居確保に役立つと積極派の会社が集まりDB化計画の意義を強調している。
記事の最後には空室率が二割を超える現在「空き室を有効活用し、借主が借りやすくする制度を検討すべき」と書かれている。まさにその通りだと思う。申込書上は非常に入居が困難なケースがあるが、そこでDB化で過去の支払い履歴が確認出来れば、随分と門戸開放になるのではないかと思われる。そもそも滞納者でさえ退去させるには莫大な費用と手間が掛かると言う「(滞納者も含む)借主=社会的弱者」の構図に問題がある。
最近よく耳にする「社会的弱者」の言葉。滞納発生率も二割前後と言われている昨今では賃料滞納は貸主にとって死活問題である。もちろんこの場合の弱者は貸主である。
弱者の定義が最近よく解らなくなって来た。
有限会社やな瀬不動産
DB化の出発点は「家賃滞納を繰り返す入居者のブリックリスト作り」だったのだが、当初各種団体から社会的弱者を民間賃貸住宅から排除することになり「入居差別に採用される」と反対が相次ぎ、設立は難しいと思われていた。
しかしきちんと家賃を支払った「ホワイト」な情報も記録されるので「外国人」や「優良入居者」にとっては職業や国籍などで門前払いされる「社会的弱者」の住居確保に役立つと積極派の会社が集まりDB化計画の意義を強調している。
記事の最後には空室率が二割を超える現在「空き室を有効活用し、借主が借りやすくする制度を検討すべき」と書かれている。まさにその通りだと思う。申込書上は非常に入居が困難なケースがあるが、そこでDB化で過去の支払い履歴が確認出来れば、随分と門戸開放になるのではないかと思われる。そもそも滞納者でさえ退去させるには莫大な費用と手間が掛かると言う「(滞納者も含む)借主=社会的弱者」の構図に問題がある。
最近よく耳にする「社会的弱者」の言葉。滞納発生率も二割前後と言われている昨今では賃料滞納は貸主にとって死活問題である。もちろんこの場合の弱者は貸主である。
弱者の定義が最近よく解らなくなって来た。

